年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC517918 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
幼児教育学課題研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
ヨウジキョウイクガクカダイケンキュウ |
英文授業科目名 |
Directed Study in Early Childhood Education and Care |
担当教員名 |
中坪 史典 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカツボ フミノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
4年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 木5-6 |
授業の方法 |
課題研究 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心、ディスカッション、学生の発表 「非対面形式」(Microsoft Teamsで実施) |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
幼児教育学、研究する、学問する、情報生産者になる |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 教育学プログラム (総合的な力) ・教育諸現象から問題点を見極め、適切な研究手法を適用し、独自の成果として結論を提起できる研究能力を習得している。 |
授業の目標・概要等 |
卒業論文作成に向けて,幼児教育学に関連する課題を選定するとともに,その遂行を通して,研究計画の立案や基礎的な能力を養う。 |
授業計画 |
幼児教育の営みを「学問する」とは?:オリエンテーション フィールドに出てノイズを発見しよう:違和感、疑問、ひっかかりを集める オリジナルな問いを立てよう:問いを立てるとは?オリジナリティとは? 先行研究を批判的に検討しよう:凡庸な問いには先行研究が多い 研究方法論を学ぼう:方法を選択し研究協力者を招待する 研究計画書を書こう:クレイムの申し立てと宛先を意識する データを収集しよう(1):量的データと質的データ データを収集しよう(2):フィールドワーク データを収集しよう(3):インタビュー調査 収集したデータを整理しよう:データ管理の方法 収集したデータを分析しよう:質的データの分析 目次を書こう:設計図を作る 論文の書き方を学ぼう:論文を書くための作法を身につける 研究結果を発信しよう:言いたいことより言えることを言う 研究結果を読み手(聞き手)に届けよう:プレゼン能力の磨き方
この授業では、ディスカッションを中心とした学習手法を取り入れます。とはいえ、時間の制約上、受講生全員に発言の機会を保障できないことがあります。その場合は、授業終了後(その日のうちに)、Microsoft Teamsを用いてコメントしてください。また、当該授業の発表者は、(次の日までに)コメントに対するレスポンスを提示してください。 |
教科書・参考書等 |
上野千鶴子 2018 『情報生産者になる』ちくま書房 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
本授業と並行して、「教科書・参考書等」の欄に記した著書に関する<読書会>をオンラインにて開催します(年18回)。<読書会>の様子は、毎回録画してMicrosoft Teamsにアップします。本授業の受講者は、この<読書会>を通して、授業の予習・復習を自律的に行うことができるようになります。LIVEでの参加が難しい場合は、各自都合の良い時間に録画映像を視聴してフォローしてください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
「教科書・参考書等」の欄に記した著書を学び、内容の理解に努めることを求めます |
成績評価の基準等 |
この授業は,次の点に基づいて総合的に評価する。 (1)授業の出席状況 (2)研究発表の内容 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
「本当に大切なものは目に見えない・・・心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」---これは、アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの小説『星の王子さま』の中の言葉です。 幼児教育の営みの中に潜む大切なことは、目には見えません。「見える」ものから「見えないもの」を「見る」----このことを合言葉に、物事の表面のみを捉えるのではなく、オリジナルな問いをたて、過去の研究に学び、データを収集・分析し、幼児教育の営みの中に潜む大切な情報をあなた自身の手で生産してください。 |
その他 |
「子どもがいたずらをしている。その一生懸命さに引きつけられて、止めるのを忘れている人。気がついて止めてみたが、またすぐに始めた。そんなに面白いのか、なるほど、ほほえみながら、叱るのを忘れている人。-(略)-実際的にはすぐに止めなければ困る。しかし、それよりも先ず、子どもの今、その今の心もちに引きつけられる人である。-(略)-教育の前に、先ず子どもに引きつけられてこそ、子どもへ即くというものである。子どもにとって嬉しい人とは、こういう先生を言うのであろう」。 日本の幼児教育の父、倉橋惣三の言葉です。子どもの一生懸命さの世界に、あなたもまなざしを注いでみませんか? 幼児教育学の理論と実践の舞台から。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |