広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC513713 科目区分 専門教育科目
授業科目名 教育経営学演習I
授業科目名
(フリガナ)
キョウイクケイエイガクエンシュウI
英文授業科目名 Seminar in Educational Management I
担当教員名 末松 裕基
担当教員名
(フリガナ)
スエマツ ヒロキ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用、ディスカッション 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生
授業のキーワード 現代、学校論、制度しての学校、スクールリーダー、学校経営 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
教育学プログラム
(能力・技能)
・外国語運用能力、統計分析、観察法、情報処理など、教育学の研究手法の基礎を習得している。
・具体的な教育課題に対して、情報収集力や研究手法を応用し、得られた資料ならびに結果を分析的・批判的に吟味できる(メディアリテラシー、クリティカルシンキング)。 
授業の目標・概要等 解説・文献の批判的検討を通して、現代の学校の特徴と実態を、課題と可能性を含めて理解する。その際、現代の学校のあり方と論じ方を制度的に捉えるとともに、現代の教育改革や教育経営環境を踏まえて、学校の組織特性、学校経営政策など基礎的な概念や国際動向についても認識を深められるように講義を進める予定である。授業においては、関係事項の解説に留まらず活発な討議を行う予定である。 
授業計画 第1回 授業の進め方/学校とは?
第2回 学校は必要か?–脱学校論の意義と課題
第3回 学校観の変容
第4回 学校の社会環境の変化
第5回 学校の自主性・自律性
第6回 学校・家庭・地域関係の変化
第7回 学校を「経営する」という時代
第8回 学校再考の視点–ポストモダンと教育、そしてその後
第9回
第10回 
第11回
第12回 
第13回
第14回
第15回

レポート 
教科書・参考書等 教科書:末松裕基編著『現代の学校を読み解く―学校の現在地と教育の未来』春風社、2016年。
参考書:(初級)
・藤原和博『公立校の逆襲』筑摩書房(ちくま文庫)、2008年。
・藤原和博『誰が学校を変えるのか─公教育の未来 』筑摩書房(ちくま文庫)、2008年。
(中級)
・上野千鶴子『サヨナラ、学校化社会』筑摩書房(ちくま文庫)、2008年。
・小熊英二『日本という国』理論社、2006年 。
・小野田正利『悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ』旬報社、2006年 。
・菅野仁『教育幻想―クールティーチャー宣言』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2010年 。
・末松裕基・林寛平『未来をつかむ学級経営―学級のリアル・ロマン・キボウ』学文社、2016年。
(上級)
・原武史『滝山コミューン一九七四』講談社(講談社文庫)、2010年。
・柳沼良太『ポストモダンの自由管理教育―スキゾ・キッズからマルチ・キッズへ』春風社、2010年。
・篠原清昭編著『学校改善マネジメント』ミネルヴァ書房、2012年。
・篠原清昭編著『スクールマネジメント―新しい学校経営の方法と実践』ミネルヴァ書房、2006年。
・小島弘道・熊谷愼之輔・末松裕基『学校づくりとスクールミドル』学文社、2012年。
・佐藤博志・鞍馬裕美・末松裕基『学校経営の国際的探究―イギリス・アメリカ・日本』酒井書店、2012年。
(小説)
・吉村萬壱『ボラード病』文藝春秋(文春文庫)、2017年。
・星野智幸『俺俺』新潮社(新潮文庫)、2013年。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,映像(市販DVD) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書を熟読して、臨んで下さい。その際、少し時間をかけて何度も読んでみて下さい(最初から完璧を目指す必要はありません。ああでもない、こうでもないと考えながら繰り返し読んでみて下さい)。そして、ノートに手作業で、メモや自分の考えを整理したり、まとめたりしてみて下さい(批判的に)。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 講義内容の理解度、独創性。授業中の課題、討議への参加状況も加味する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ