年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC445604 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
美術科授業プランニング基礎 |
授業科目名 (フリガナ) |
ビジュツカジュギョウプランニングキソ |
英文授業科目名 |
Planning Methods of Art Education (Basic) |
担当教員名 |
三根 和浪 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミネ カズナミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水5-8:教L206 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、ディスカッション、学生の発表、 非対面実施の場合は,Microsoft Teams,moodleを使用する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
SDG_3, SDG_4, SDG_10, SDG_16, SDG_17, 教科の指導法(美術),授業立案,学習指導案,模擬授業,教職専門科目,実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | プログラム発展科目として,造形芸術(美術)教育の授業を実際に立案する時に,どのような点に配慮するべきかについての基礎・基本的な知識・理解を習得させるために本授業を提供する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 造形芸術教育プログラム (知識・理解) ・造形芸術教育の理論と方法について、知識や理解をもとに説明することができる。 (能力・技能) ・造形芸術教育の学習成果をさまざまな機器や素材などを活用して、効果的に発表(プレゼンテーション)することができる。 |
授業の目標・概要等 |
中学校美術・高等学校芸術(美術)の授業を計画する際に必要な授業プランニングに関する基礎知識や基礎的能力を習得する。 |
授業計画 |
第1回 美術科授業の実際 VTRで美術科授業を視聴する。 第2回 学習指導案の意味と形式 学習指導案の形式を確認しながら,その意味を考える。 第3回 学習指導案における題材の目標 第4回 学習指導案における題材設定の理由 第5回 学習指導案における本時の流れ①~学習課題への接近と設定 第6回 学習指導案における本時の流れ②~学習課題の追究と次時への課題 第7回 学習指導案と実際の授業の検討①全体計画 第8回 学習指導案と実際の授業の検討②本時の授業 第9回 学習指導案の作成①~適切な教材の選定と学習課題の検討 第10回 学習指導案の作成②~評価の観点や方法の検討 第11回 学習指導案の作成③~指導方法の検討 第12回 学習指導案の検討①~学習課題への接近と設定を中心に 第13回 学習指導案の検討②~学習課題の追究と次時への課題を中心に 第14回 模擬授業と検討①~第1グループ 第15回 模擬授業と検討②~第2グループ
試験は実施しないが,作成した学習指導案を提出する。 |
教科書・参考書等 |
教科書: (1) 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 美術編』日本文教出版,2018年。 (2) 国立教育政策研究所教育課程研究センター『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料【中学校 美術】』東洋館出版,2020年。 (3) 文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 芸術(音楽 美術 工芸 書道)編 音楽編 美術編』教育図書,2019年。
参考書:小・中・高等学校の教育研究会要項(附属学校等) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
非対面実施の場合は,Microsoft Teams,moodleを使用する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 美術科授業でどのような学力をつけるべきかを整理する。 -- 第2回 学習指導案の意味と形式について復習する。 -- 第3回 学習指導案における題材の目標について復習する。 -- 第4回 学習指導案における題材設定の理由について復習する。 -- 第5回 学習課題への接近と設定について復習する。 -- 第6回 学習課題の追究と次時への課題について復習する。 -- 第7回 学習指導案で計画されていたことと実際の授業における実現の仕方について整理する。 -- 第8回 学習指導案で計画されていたことと実際の授業における実現の仕方について整理する。 -- 第9回 適切な教材の選定と学習課題の検討を完遂する。 -- 第10回 評価の観点や方法の検討を完遂する。 -- 第11回 指導方法の検討を完遂する。 -- 第12回 学習課題への接近と設定を中心に再検討しブラッシュアップしておく。 -- 第13回 学習課題の追究と次時への課題を中心に再検討しブラッシュアップしておく。 -- 第14回 模擬授業で指摘されたことを復習し整理しておく。 -- 第15回 模擬授業で指摘されたことを復習し整理しておく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は「必修」に位置付いていないが,教育実習時に生徒や附属学校の先生に迷惑を掛けることのないよう,教育実習の受講者は必ず受講すること。提出するリポートは原則的に電子データによるものとする。テキスト入力やファイル添付その他の使い方に習熟しておくこと。 |
成績評価の基準等 |
リポート内容40%,発言内容・回数30%,及び立案した授業案の内容30%をふまえ総合的に判断する。欠席が5回以上あった場合,最終試験を受けることができない。また,遅刻3回で欠席1回とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
高等学校(芸術科(美術)),中学校(美術科),小学校(図画工作科)の学校現場における教員経験のある者が,美術(図画工作及び美術)の目的や目標,教材や指導法,指導者のあり方ほかを踏まえ講義する。 |
メッセージ |
必携PCを使用して授業案を作成するので,授業立案時は必携PCを持参すること。 授業は,どのような造形芸術(美術)教育の授業が今日求められるかについての基礎的理解を進めます。教育実習では全員学習指導案作成をしますので,教育実習に行く人は必ず受講し,質の高い授業実践ができるよう,しっかりと学んで下さい。講義内容に不明な点,疑問に思う点がある場合には,積極的に質問をして下さい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |