年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC443104 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
色彩学演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
シキサイガクエンシュウ |
英文授業科目名 |
Studies on Color Coordinate Design |
担当教員名 |
八木 健太郎 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤギ ケンタロウ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火5-8:教E308 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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スライドを用いた講義およびコラージュ等を含む演習。 対面授業を原則としますが、状況によっては、Teams上の動画配信に沿って各自で作業を進めてもらう非対面のオンデマンド形式を組み合わせて行います。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
造形芸術系コースの学生および美術の副免取得を希望する学生。それ以外の学生については、演習室の収容人数を超えない範囲において履修を認めますので、担当教員に連絡してください。 |
授業のキーワード |
・色彩学・カラーコーディネート,実務経験 SDG_04, SDG_09 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | プログラムオプショナルの専門発展科目として、美術教育を行う上で色彩に関する必要な知識を修得する。知識・理解3)、知的能力・技能2)、実践的能力・技能1)、総合的能力1)に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 造形芸術教育プログラム (知識・理解) ・造形芸術教育の内容(絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学)について、知識や理解をもとに説明することができる。 (能力・技能) ・造形芸術教育の内容(絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学)に関する技能を習得し、その特質に応じた表現ができる。 |
授業の目標・概要等 |
色彩の基礎から応用までを体系的に学ぶ。そして自分の造形芸術活動と、中等教育ならびに生涯学習の場における造形芸術指導に役立つ知識と技能を修得する。 |
授業計画 |
第1回:オリエンテーション・光と色、視覚の原理 講義概要の説明。 色の物理的特性と、光との関係、視覚を通して知覚される原理を学ぶ。 法混色と減法混色、表色系と色空間への展開。 第2回:測色(新型コロナウイルス対策として、この部分は今年の授業では実施しませんが、それに代わる内容を扱います。) 色を測るワークショップ。身の回りにある色を知る。 第3回:色相環を描く 色相環を描く演習を通して色の特性を学ぶ。 第4回:色彩の心理とイメージ 色彩の持つ心理的特性、および色彩イメージについて学ぶ。 第5回:色のイメージの表現① 色のイメージを表現する演習 第6回:色のイメージの表現② 色のイメージを表現に関するプレゼンテーション 第7回:配色と色彩調和① 色相を基準にした配色について学ぶ 第8回:配色と色彩調和② トーンを基準にした配色 第9回:配色と色彩調和③ 色彩調和理論に沿った配色の演習 第10回:配色と色彩調和④ 色彩調和理論に沿った配色に関するプレゼンテーション 第11回:デザインにおける色彩 カラーユニバーサルデザインについて学ぶ 第12回:色彩戦略演習① プロダクトの検討 第13回:色彩戦略演習② 色彩戦略の立案 第14回:色彩戦略演習③ プレゼンテーション制作 第15回:プレゼンテーション 商品企画における色彩戦略のプレゼンテーション
試験は実施しない。提出物と受講態度による評価。 |
教科書・参考書等 |
教科書:特になし 参考書:授業中に適宜指示する |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
使用する視聴覚教材の種類(スライド等) 一部の演習ではハサミ・カッター等を使用します。 一部の演習では水彩絵の具またはポスターカラーを使用します。 必携PCを使用します。 個人の持つカメラ付きスマートフォンを使用することがあります。(iOSまたはAndroid) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回〜第4回:色の原理、イメージ 身の回りの色を良く観察する習慣をつけること。 第3回:色相環を描く ポスターからまたは水彩絵の具、筆、パレット・筆洗いの役割を果たすものが必要。 第5回から第6回:色のイメージ ト-ナルカラー(またはそれに準ずるいろがみ)と、はさみ・カッター・のり等が必要。 第7回〜第10回:配色と色彩調和 ト-ナルカラー(またはそれに準ずるいろがみ)と、はさみ・カッター・のり等が必要。 宿題として出される事例収集を行うこと。 第11回〜15回:色彩戦略立案 日常生活の中で、授業で取り上げた内容やプロダクトを観察する習慣をつけること。 事例の収集。 第13回から第14回:色彩戦略演習 コンセプトを自分で考えて、パネルに使用する素材を準備すること。 パソコンを使用する場合は必携PCを使用する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
造形芸術系コース以外の学生および美術の副免取得を希望する学生以外は、教室の収容人数を超えない範囲において履修を認めます。 デザイン表現実習基礎・デザイン概論を履修していることが望ましい。 一部パソコンを使用する場合は必携PCを持参すること。 教科専門科目(デザイン)。 演習に必要な材料等は各自で調達・用意する必要があります。例年1000〜2000円程度です。 |
成績評価の基準等 |
受講態度と演習の成果物により評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
デザインの実務経験のある教員が、平面や立体のデザインを行う上で必要となる色彩と配色に関する知識・能力を身につけるための講義・演習を行います。 |
メッセージ |
デザインに限らず、美術の制作を行う上での、色彩に関する基礎的な知識を身に付けてください。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |