年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC442204 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
彫刻表現演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
チョウコクヒョウゲンエンシュウ |
英文授業科目名 |
Seminar in Carvings and Sculptures |
担当教員名 |
一鍬田 徹 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヒトクワダ トオル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火9-10,金3-4:教E110 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心,学生の発表,野外実習,作業 原則,対面授業とします。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
造形芸術系コースの学生 |
授業のキーワード |
彫刻,美術,立体造形 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 発展科目として位置づけている本授業は,それまでの実技及び理論の学習をふまえて,演習形式でそれらを更に統合的に学習する目的を持つものである。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 造形芸術教育プログラム (能力・技能) ・造形芸術教育の内容(絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学)に関する技能を習得し、その特質に応じた表現ができる。 ・造形芸術教育の学習成果をさまざまな機器や素材などを活用して、効果的に発表(プレゼンテーション)することができる。 |
授業の目標・概要等 |
彫刻表現論(必修)を踏まえ,その実践的な裏付けを目的とする授業である。彫刻表現に関して理論と実践を兼ね備えた総合的な資質を養う。これらは中等教育美術科の立体表現に関する内容の発展,充実に寄与する資質を高めるために行う演習である。 具体的には、「パブリックアート」をキーワードに,文献調査、実地調査及び作品制作を行う。 《課題Ⅰ》パブリックアートに関する調査(別紙参照) 《課題Ⅱ》複合素材による課題制作(面) 《課題Ⅲ》複合素材による課題制作(量) これらの課題を通して,社会における彫刻の役割について考察する。 |
授業計画 |
第1回「ガイダンス」 パブリックアートに関する基本的な定義について説明を受け,本授業の目的・目標を理解し,課題意識を持つ。また予定している3つの課題について,その目的と意義を理解する。 第2回 《課題Ⅱ》複合素材による課題制作(面)構想 第3回 《課題Ⅱ》複合素材による課題制作(面)制作 第4回《課題Ⅱ》複合素材による課題制作(面)組み立て 第5回《課題Ⅱ》複合素材による課題制作(面)仕上げ 第6回《課題Ⅱ》提出(プレゼンテーション) 第7回 概論,《課題Ⅲ》複合素材による課題制作(1)(量)構想 第8回 概論,《課題Ⅲ》複合素材による課題制作(2)(量)粗付 第9回 概論,《課題Ⅲ》複合素材による課題制作(3)(量) 細部 第10回 概論,《課題Ⅲ》複合素材による課題制作(4)(量)着色 第11回 概論,《課題Ⅲ》複合素材による課題制作(5)(量)仕上げ 第12回《課題Ⅰ》レポート発表(1) 第13回《課題Ⅰ》レポート発表(2) 第14 回《課題Ⅰ》レポート発表(3) 第15 回 総括,《課題Ⅲ》提出(プレゼンテーション) 本授業における成果と課題を理解する。
PPを使って,レポート発表(プレゼン)を行うことが望ましい。
*《課題Ⅰ》については受講人数に応じて発表スケジュールを決定する。発表及び質疑応答は各授業の冒頭で行う。それぞれの発表でパブリックアートの現状と問題点を認識する。
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教科書・参考書等 |
ビデオ・DVD・OHP・接写カメラ・スライド・パワーポイント等を使用することがある。 ビデオ・DVD使用の場合(1回の上映時間:30分程度) 教材は第1回授業時に指示。 マケット制作に関する材料費に関しては後日別途徴収予定。 教科書:『パブリックアート入門』(浦島茂世,イースト新書)。この他に,毎回の授業で資料を配布する。資料を整理するためのA4-Sファイル(2穴、縦)1冊を、授業初回時に持参すること。 参考書: 『パブリックアートの展開と到達点』松尾豊 水曜社 『アニメの像VS.アートプロジェクト』竹田直樹 公人の友社
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授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 講義内容を確認し,課題制作の意図を再認する。参考書を読む。 第2回 「課題Ⅱ」についてアイデアをまとめる。 第3,4,5回 素材を生かした造形を心がける。 第6回 表現意図とプロセスについて効果的にプレゼンテーションする。 第7,8,9,10,11回 《課題Ⅲ》の趣旨をよく理解し,技術の習得を図るとともに自己の表現を追及する。 第12,13,14回 《課題1》について、調査結果を効果的にプレゼンテーションする。 第15回 《課題Ⅲ》について効果的にプレゼンテーションすると共に、全体の総括を通して、自己の課題を確認する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
「教科専門科目(彫刻)」 教室,設備などの条件による定員制限あり。 (造形芸術系コース以外の受講希望者は,必ず事前に担当教員に相談し,許可を得ること。) 発展科目として位置づけている本授業は,それまでの実技及び理論の学習をふまえて,演習形式でそれらを更に統合的に学習する目的を持つものであるため、少なくとも基礎科目である「彫刻表現実習基礎」および「彫刻表現論」を履修していることがのぞましい。 教室,設備等の条件により,やむを得ず定員制限する場合がある。また実技の授業のため教材(道具・材料)費として3,000円程度を徴収する場合がある。
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成績評価の基準等 |
授業課題レポート及び発表,課題作品の提出及びその内容をもって,総合的に評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
彫刻家・研究者としての経験を踏まえて,実践的な指導を行う。 |
メッセージ |
講義の他に課題として調査や制作があり,多くの時間を必要とするが,熱心な課題への取り組みを期待したい。 |
その他 |
特に《課題Ⅱ》《課題Ⅲ》の制作に関しては完成度を重視する。コンセプトのみならず,実際のマケット制作にしっかりと取り組むこと。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |