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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC441002 科目区分 専門教育科目
授業科目名 造形芸術基礎論
授業科目名
(フリガナ)
ゾウケイゲイジュツキソロン
英文授業科目名 The fundamentals of art theory
担当教員名 多田羅 多起子
担当教員名
(フリガナ)
タタラ タキコ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 月1-4:教L109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、ディスカッション 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 04 : 芸術
対象学生 教育学部造形芸術系コース学生ほか
授業のキーワード 美,芸術,美術,鑑賞,SDG_04 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
造形芸術教育プログラム
(知識・理解)
・造形芸術教育の内容(絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学)について、知識や理解をもとに説明することができる。
(能力・技能)
・造形芸術教育の資料・情報を収集し、整理して読解することができる。 
授業の目標・概要等 教育の場面で展開される造形芸術の理解のために、美や芸術の概念、本質、原理そして実践について、様々な言説やその歴史を学び、それを通して自ら考察、実践していく力量の基礎を養う。造形芸術と社会との関わりについて考え、発信するための基礎力を養う。 
授業計画 第1回 ガイダンス 「美しい」とはなにか
第2回 美を考えてきた歴史
第3回 私がみんなと見たい作品(1)(発表)
第4回 芸術作品の条件
第5回 美術館の成り立ち
第6回 美術史のはじまり 真贋と鑑定
第7回 美術史の方法(1)様式論
第8回 美術史の方法(2)図像解釈学
第9回 美術作品の調査研究
第10回 日本における「美術」のはじまり(1)日本近代における「美術」誕生
第11回  日本における「美術」のはじまり(2)個性の表現をめぐって
第12回 日本における「美術」のはじまり(3)記録と評価、文化財保護
第13回 私がみんなと見たい作品(2)(発表)
第14回 私がみんなと見たい作品(2)(ディスカッション)
第15回 まとめ 現代社会と芸術 わたしたちの生活とのかかわり


期末レポートを課す 
教科書・参考書等 教科書は指定しません。参考書は以下のもののほか、授業中随時紹介します。
小林留美『美学をめぐる思考のレッスン』藝術学舎,2019年
橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』ちくま新書、2002年
島本浣、岸文和編『絵画の探偵術』昭和堂、1995年
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
別項で記載した参考書を含め、授業中に適宜参考文献を紹介します。学期中に興味を持てる1冊をみつけ、読みましょう。展覧会等の情報についても、授業中に適宜紹介します。自ら考える機会を積極的にもち、意見交換をしましょう。 
履修上の注意
受講条件等
教科専門科目「美術理論及び美術史」 
成績評価の基準等 授業中の課題を含む授業参加度(60%)期末レポート(40%)から総合的に判断する。
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 私たちが芸術作品を前にいいなと思う感覚、あるいは、なぜこれが芸術作品なのか戸惑う感覚はどのように現れ、どう作用しているのでしょうか。過去の人たちがどう考えてきたのかを知り、共に考えていきましょう。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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