年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC440603 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
デザイン概論 |
授業科目名 (フリガナ) |
デザインガイロン |
英文授業科目名 |
Summaries on Design |
担当教員名 |
八木 健太郎 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤギ ケンタロウ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金5-8:教E308 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義形式 原則対面での実施を予定しているが、一部非対面実施となる可能性もある。その場合はTeamsによるオンデマンド形式で実施する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
造形芸術教育プログラムおよび美術の副免許取得を希望する学生を優先するが、デザインに関心のある学生。 |
授業のキーワード |
・デザイン・デザインコンセプト・デザインプロセス・社会とデザイン,実務経験 SDG_04, SDG_09 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | プログラムコアの専門基礎科目として、デザイン教育を行う上での必要最低限の知識を修得する。 知識・理解3)、知的能力・技能2)、実践的能力・技能6)に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 造形芸術教育プログラム (知識・理解) ・造形芸術教育の内容(絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学)について、知識や理解をもとに説明することができる。 (能力・技能) ・造形芸術教育の研究課題(表現を含む)を発見し、批判的に分析・検討してまとめることができる。 ・造形芸術教育の学習成果をさまざまな機器や素材などを活用して、効果的に発表(プレゼンテーション)することができる。 |
授業の目標・概要等 |
デザインとアートの相違点をふまえて、中等教育の美術科ならびに生涯学習の場において「デザインとは何か」という事を伝えられるように、デザインの基礎知識を身につける。 |
授業計画 |
第1回:オリエンテーション 講義概要の解説し、この授業の意義、目標を明確に理解する。 第2回:デザインとアート デザインとアートはどう違うのか?その違いについて考え、理解する。 第3回:デザインのはじまり デザインがどのようにして生まれてきたのか?そのはじまりと簡単な歴史について講述する。 第4回:デザインの領域 デザインと呼ばれているものの分類・整理を行う。 第5回:色彩 色彩学演習へのイントロダクションとして、色彩の基礎とデザインにおける色彩の役割について理解する。 第6回:形とプロポーション デザインにおいて重要な形態の意味とプロポーションの重要性について考え、理解する。 第7回:素材 デザインに際して考慮すべき素材と、加工法、制作・製造法の関係について理解する。 第8回:文字 文字の特徴とその役割について理解する。 第9回:人間工学 人間工学とはいかなるものか、またデザインにおける人間工学の役割・重要性について理解する。 第10回:ユニバーサルデザイン ユニバーサルデザインの概念と、現実社会での適用実例について理解する。 第11回:グラフィックデザイン グラフィックデザインの歴史と重要な作家・作品について理解する。 第12回:プロダクトデザイン プロダクトデザインの歴史と重要な作家・作品について理解する。 第13回:スクリーンメディア ウェブその他のスクリーン上のデザインの歴史と重要な作家・作品について理解する。 第14回:空間とディスプレイ 空間のデザインとディスプレイの演出について理解する。 第15回:職能としてのデザイン デザイナーの役割と地位について理解する。
Teamsによる課題による評価。 |
教科書・参考書等 |
教科書: 特に指定しない。 授業で提供するスライドおよびTeamsにて提供する動画に沿って授業を進める。
参考書: 勝見勝著、現代デザイン入門、鹿島出版会 増補新装 カラー版 世界デザイン史、美術出版社 レイモンド・ローウィ著、口紅から機関車まで―インダストリアル・デザイナーの個人的記録、鹿島出版会 原研哉著、デザインのデザイン、岩波書店 山中俊治著、デザインの骨格、日経BP社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
使用する視聴覚教材の種類:スライド、動画 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
日常的に身の回りにあるもののデザインに関心をもち、観察するとともに、デザインに活かすこと。 デザインに関する自分の好みを知り、好きなデザイナーを発見すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教職専門科目(デザイン)。 座席数に限りがあり、美術の免許取得のための必修科目となっていることから、受講者が多数となった場合には、造形芸術教育プログラムの学生>美術の免許取得を目指す学生>その他の学生の順に優先的に履修を認める。 |
成績評価の基準等 |
毎週課される課題(80%)、受講態度(20%)により評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
ビジュアルコミュニケーションおよび空間のデザインに関する実務経験のある教員が、デザインの基礎知識を習得するための授業を行います。 |
メッセージ |
アートとデザインの違いを知り、自分のデザインへの適性を判断して下さい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |