年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC423903 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
衣生活環境論 |
授業科目名 (フリガナ) |
イセイカツカンキョウロン |
英文授業科目名 |
Environment of Clothing Life |
担当教員名 |
高橋 哲也 |
担当教員名 (フリガナ) |
タカハシ テツヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
人間生活系コース学生 |
授業のキーワード |
繊維 高分子 素材 着心地 発汗 生理現象 汚れ 洗濯 洗剤 保管 染色 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 人間生活教育プログラムの人間生活系内容領域において,衣生活分野の基本的な知識を習得する科目である。衣生活概論で習得した基本的な衣生活に関する知識をふまえ,衣生活をとりまく環境について理論を習得しその方法を実践できる力を習得する展開科目として位置づけられる。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 人間生活教育プログラム (知識・理解) ・人間生活系内容領域の理論と方法に関する基本的な知識 (能力・技能) ・中等教育および生涯活動教育の人間生活系内容領域に関する資料・情報を収集し,内容領域ごとにまとめ読解する能力 |
授業の目標・概要等 |
この授業は、衣生活に関して幅広く修得することを目標としている。 植物や動物由来の天然高分子は、繊維の状態で利用するだけでなく、再生繊維としても利用してきた。また、合成繊維をはじめとする合成高分子は、紡糸や延伸をすることで形態と機能を付与して利用している。これらの繊維素材は、被服素材のベースとなるものである。被服素材として使われるこれらの繊維の機能や役割について学ぶ。また、被服着用時の着心地や健康維持には、発汗や体温などの人の生理現象と被服との関係を知る必要もある。そのため、身体の健康を保つための衣生活の在り方について学ぶ。さらに、被服を美しい状態で維持し続けるためには、洗浄や保管の問題もある。洗濯時に使用する界面活性剤などの働きやその洗浄メカニズムについても学び、より良い衣生活に関して総合的に理解する力を養う。 本講義を通じて身近な衣生活環境に対する理解を深め、科学的な視点で捉える視点を養う。 |
授業計画 |
第1回-衣生活環境論 (オリエンテーション) 第2回-天然繊維について(植物系、動物系) 第3回-化学繊維について 第4回-糸や布地の構造と性質(演習を含む) 第5回-衣服内気候と季節による機能性 第6回-「総論」繊維の高機能化 第7回-光・熱特性(UV、遠赤外、吸湿発熱) 第8回-繊維の安全性(燃焼性、視認性、静電気、電磁波シールド) 第9回-健康・衛生特性(抗菌防臭,制菌,消臭) 第10回-人体の体温調節機構 第11回-人間の皮膚感覚と被服の快適性 第12回-界面活性剤と洗浄メカニズム 第13回-繊維製品の保管 第14回-洗濯表示・家庭用品品質表示法 第15回-まとめ、テスト
第15回目に筆記試験をする |
教科書・参考書等 |
【授業内容を理解するために読むべきテキスト等】 講義では教科書は使用しない。 参考書としては、「新稿 被服材料学 ―概説と実験―」中島利誠編著,光生館、「現代被服材料学」熨斗秀夫編著,朝倉書店、「衣の科学シリーズ 衣環境の科学」田村照子編著, 建帛社、「衣の科学シリーズ 衣服管理の科学」片山倫子編著, 建帛社 などが挙げられる。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業開始時に説明します。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
期末試験60%,授業への積極性40% 計100% (状況に応じて変更する場合もある) |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
メーカーの研究所で勤務経験があるため,その経験を活かして,特許制度の基本的な知識と手法,特許を用いた研究成果の保護・活用の考え方について講義する |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |