年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC335005 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
社会文化学 |
授業科目名 (フリガナ) |
シャカイブンカガク |
英文授業科目名 |
Study of Culture and Society |
担当教員名 |
西村 大志 |
担当教員名 (フリガナ) |
ニシムラ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 水5-8:教K104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心です。対面でおこないます。ハイブリッドにはしません。体調がわるいときには欠席してください。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
対面で行う予定です。研究生をふくむさまざまな学部の学生の方参加可能です。 |
授業のキーワード |
文化研究、日本研究、文化社会学、歴史社会学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 日本語教育学プログラムの3本柱である言語、教育、文化の領域のうちの、文化分野に属する。さまざまな学習および研究のアイディアの源泉となり、理論的考え方も身につく授業としたい。思考力が大切です。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 日本語教育プログラム (能力・技能) ・日本語・日本文化の教育について文献・資料・情報に基づき,個別テーマを設定して研究する。 |
授業の目標・概要等 |
この授業では、文化や社会を考える上での基礎理論を紹介する。おもに文化社会学、歴史社会学領域の知見をもとに説明する。日常生活の事象から出発して、どのように人間と社会のねじれを組み入れて、文化現象・社会現象を考えうるか。知識より知恵を養う。頭を柔らかくしてください。ほぼ毎回資料をもとに、文章をかいてもらう。 |
授業計画 |
1社会学・文化学になにができるか。具体的な社会現象にもとづいて考える。 2ラベリングと逸脱を考える。 3外集団への敵対と内集団の親和を考える。 4準拠集団と相対的不満を考える。 5官僚制について考える。 6社会意識について考える。 7自己同一性について考える。 8自由について考える。 9自由と孤独について考える。 10人生と意味について考える。 11医療化社会について考える。 12消費社会について考える。 13消費と外部について考える。 14社会学理論・文化学理論はどの程度役立つか、立たないのかについて考える。 15全体の総括。
論述式試験を行います。結構、量を書いていただきます。最終回に口頭で質疑応答し試験に代えることがありますので、ご注意ください。
覚えることより、考えることが中心になります。知識だけでなく、知恵を重視したいと思います。みんなの理解度により授業のスピードを変えますので、全トピックすすまない可能性もあります。 |
教科書・参考書等 |
講義形式、循環形式(質問や感想も重視) 参考書は西村大志・松浦雄介編「映画は社会学する」法律文化社です。買わなくてもいいですが、買うと本講義が理解しやすくなります。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
TEAMSでおこないます。配布資料はファイルのところにいれておく予定です。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
適宜質問しますので、各自お答えください。よくわからないときはわからないとおっしゃってください。自分がどの程度わかっているか、わかっていないかを認識することは、大切なことだと思います。それを点数化したりしませんので、のびのび答えてください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
よく意見を聞きますので、メモしながら聞くとよいと思います。他学部・他学科も歓迎します。単位の認定のされ方は、各自所属学部で確認してください。 |
成績評価の基準等 |
試験は2時間超の論述試験です。長文を書いていただきます。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
教科書的でない授業かもしれません。成績ばかり気にせず、考える練習をするために受講してください。 |
その他 |
世の中にはむき、ふむきがあります。社会学的な思考にむかない人には、あまり理解できないという場合もあります。成績にこだわりすぎる人にはおすすめしません。社会問題、文化問題を深く考えたい、という人におすすめします。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |