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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC332204 科目区分 専門教育科目
授業科目名 日本文化研究
授業科目名
(フリガナ)
ニホンブンカケンキュウ
英文授業科目名 Study on Japanese Culture
担当教員名 根川 幸男
担当教員名
(フリガナ)
ネガワ サチオ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:教K208
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 14 : 文化論
対象学生
授業のキーワード 日本人、日本文化、移民、海外日系人、グローバルヒストリー  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
日本語教育に関わる者が習得すべき文化理解の方法として、海外における日本人の教育・文化活動について基礎的知識を得るとともに、自ら「文化」について主体的に、かつ分析的に考える力を身につけることを目的とする。  
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
日本語教育プログラム
(知識・理解)
・日本語・日本文化の教育に関する基本的な理解を得る。 
授業の目標・概要等 日本語教育に関わる者が習得すべき文化理解の方法、日本文化について基礎的知識を得るため、近代日本人の海外移民と現地での教育・文化活動について学ぶ。明治維新以来、広島県も多くの海外移民を送出してきた。日本人の移民先は、ハワイ、アメリカ本土をはじめ、メキシコ、ブラジルなどの中南米、朝鮮、旧満洲、東南アジアなど広い範囲におよんでいる。日本人が、いつ、どこへ移動し、どんな仕事についたか、現地でどのような教育・文化活動を行ったかなどについて、いくつかの国・地域を取り上げて学ぶ。こうした学びを通じて、自ら「文化」について主体的に、かつ分析的に考える力を身につけることを目的とする。  
授業計画 第1回 「日本人」「日本文化」をどう考えるか:ネーションと国民国家
第2回 「日本文化」の地政学的位置づけ:西洋の衝撃と日本の衝撃
第3回   近代日本人の海外渡航と移民
第4回 ハワイの日本人と教育・文化活動の歴史
第5回   アメリカ本土の日本人と教育・文化活動の歴史
第6回  中南米の日本人と教育・文化活動の歴史
第7回 ブラジルの日本人と教育・文化活動の歴史
第8回   アジア・太平洋の日本人と教育・文化活動の歴史
第9回 ブラジルの日本人と教育・文化活動の歴史
第10回   移民船交換(コーヒー・胡椒・お茶)を通したグローバルヒストリー
第11回   戦争と海外日本人
第12回 戦後日本の復興と海外日系人
第13回   現代世界と海外日系人
第14回 グループ演習①:第1回~第13回の授業フィードバックとレポートのテーマ設定
第15回  グループ演習②:レポート内容について口頭発表
 
教科書・参考書等 資料等は事前に準備する(プリント中心)
共通テキストとして、広島県公文書館(2015)『広島から世界へ』、岡部牧夫(2002)『海を渡った日本人』山川出版社など。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 資料を適宜、配布の予定。PC、プロジェクターなど。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
予習・復習への
アドバイス 下記の資料を事前配布し、予習を促す
・広島県公文書館(2015)『広島から世界へ』
・岡部牧夫(2002)『海を渡った日本人』山川出版社
・北米・中南米への日本人移民関係年表 
履修上の注意
受講条件等
単位取得には、演習での口頭発表、レポートの提出が条件となる。 
成績評価の基準等 演習での口頭発表、レポートの提出のほか、授業の際に担当教員が直接説明する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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