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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC311817 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国語科教育評価論
授業科目名
(フリガナ)
コクゴカキョウイクヒョウカロン
英文授業科目名 Evaluation of Japanese language education
担当教員名 間瀬 茂夫
担当教員名
(フリガナ)
マセ シゲオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 木1-4:教K109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 中学校・高等学校国語科免許取得希望者
授業のキーワード 診断的評価 形成的評価 総括的評価 授業づくり 模擬授業 発達と学習 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
下記到達目標に対応した授業である。
C31A03中等「国語」教育の理論と方法に関する基本的な知識が身に付いている。
C31C04中等教育および中等「国語」教育に関わる研究を計画、設計し、進め、その結果を分析、検討し、その意義を示すことができる。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(国語)プログラム
(知識・理解)
・児童・青年期の子どもたちに関する基礎的な理解ができている。
(能力・技能)
・中等「国語」教育に関連した教育課題を文献や資料にもとづいて調査し、吟味・検討することができる。 
授業の目標・概要等 下記の事項について理解する。
・教育評価について実践的に理解し,授業作りに取り入れる。
・教材分析,国語学力,授業,評価との相互の関係を理解する。
・担当教材の授業における評価計画を考える。
・実際の話し合いのデータについて,発達をふまえた評価の指標を考える。 
授業計画 1.オリエンテーション
2.説明的文章教育の教材とカリキュラム(1)
3.説明的文章教育の教材とカリキュラム(2)
4.宮本実践における評価の実際(1)診断的評価・形成的評価
5.宮本実践における評価の実際(2)形成的評価と授業づくり
6.宮本実践における評価の実際(3)総括的評価
7.評価の理論と実際(1)教育目標の分類学(タキソノミー)
8.評価の理論と実際(2)パフォーマンス評価・ポートフォリオ評価
9.ペーパーテスト(1)期末テスト
10.ペーパーテスト(2)文部科学省「全国学力・学習状況調査」
11.ペーターテスト(3)PISA
12.ワークショップ(1)ペーパーテストの作成
13.ワークショップ(2)ルーブリックの作成
14.高校生の読みの反応と評価(1)評価課題と指標の検討
15.高校生の読みの反応と評価(2)評価のモデレーション

・レポート1(中間)授業における評価計画の作成
・レポート2(期末)パフォーマンス評価におけるポートフォリオの作成
 
教科書・参考書等 田中耕治編『よくわかる教育評価 第3版』ミネルヴァ書房,2021年
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 授業では,プリントを配布するとともに,授業ビデオ,学習者の作文,話し合いの音声データを取り上げる。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回から第4回 配布された教材について,学習者の読みにおいてどのようなことに困難さがあるかを予想し,授業の展開を自分なりに考える。
第5回 前時までの具体例を評価理論と結びつけて理解する。
第6回から第7回 教育実習における授業構想を診断的評価,形成的評価,総括的評価という観点から行う。
第8回から第9回 構想した授業をマイクロティーチングとして実践し,評価の観点からふりかえり検討する。
第10回 評価の観点から,実習で行った自分の授業についてふりかえる。
第11回から第12回 入試問題について,どのような能力を評価しているかという観点から分析を行う。
第13回から第15回 グループでの話し合いのデータ(音声及び文字)を分析し,中学校3年間の各学年ごとの評価基準を考える。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 1)授業の中での作業成果 40%
2)期末レポート 60%

 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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