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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC311705 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国語教育史
授業科目名
(フリガナ)
コクゴキョウイクシ
英文授業科目名 History of Japanese Language Education for Natives
担当教員名 幸田 国広
担当教員名
(フリガナ)
コウダ クニヒロ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:教K203
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 中等教育国語科プログラム主専攻もしくは副専攻の3年生以上の学生
授業のキーワード 国語科の成立、国語単元学習、「これからの時代に求められる国語力」、「現代の国語」と「言語文化」 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(国語)プログラム
(知識・理解)
・中等「国語」教育の理論と方法に関する基本的な知識が身に付いている。
(能力・技能)
・中等「国語」教育に関連した教育課題を文献や資料にもとづいて調査し、吟味・検討することができる。 
授業の目標・概要等 国語教育の歴史に時を隔てて現れる事象間の類同性に着目して、現実の問題をとらえ、その構図を理解するための手がかりを得る。
たとえば2018年告示の高等学校学習指導要領において国語科の必修科目として「現代の国語」と「言語文化」が成立した。それぞれの内容については「解説」などを通して比較的丁寧に記されている。一方、国語科が独立した教育内容を持つ教科として成立した時期における課題を検討するならば、現在の課題との間に類似した構図をみることもできる。
そのような理解に基づいて現在の国語教育事象を俯瞰する視野を獲得するとともに、これまでの課題の設定のし方、解決のための試みを理解する。 
授業計画 第1回:現在の国語教育の問題状況
第2回:1880年~1900年における国語教育の問題状況
第3回:国語科において100年をこえて共通する課題
第4回:教育課程における国語科の位置づけ
第5回:歴史的研究の方法
第6回:国語科の転換期としての1900年前後
第7回:国語科の転換期としての1920年前後
第8回:「これからの時代に求められる国語力」
第9回:国語科における「主体的対話的で深い学び」
第10回:言語活動例としての「批評」
第11回:「現代の国語」と「言語文化」
第12回:大村はまの25年(1950年前後と1975年前後)
第13回:大村はまの3年間(1972年4月~1975年3月)
第14回:転換期国語科における課題
第15回:総括 
教科書・参考書等 授業中に指示する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 パワーポイント。適宜資料を配布する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
学習指導要領解説編などによって、現在の国語科の課題を理解しておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
大学の規定による。 
成績評価の基準等 授業中の発表、レポートによる。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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