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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC310802 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国語文化概論C(国語文化と漢文)
授業科目名
(フリガナ)
コクゴブンカガイロンC(コクゴブンカトカンブン)
英文授業科目名 Introduction to Japanese Language Culture C (Japanese Language and Chinese Classics)
担当教員名 佐藤 大志
担当教員名
(フリガナ)
サトウ タケシ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火5-8:教K201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用、 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 05 : 文学
対象学生
授業のキーワード 漢字・漢文・漢文教育・異文化理解 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
この授業科目は、プログラム基礎科目における基礎的な学習に基づき、中高等学校「国語」に於ける漢文教材の開発能力を育成するために、漢文学の教材内容の分析・検討の方法を提供する 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(国語)プログラム
(知識・理解)
・中等「国語」の教育内容(〝ことば〟とその文化)に関する基本的な知識が身に付いている。
(能力・技能)
・中等「国語」の教育内容の各領域(国語学・国文学・漢文学)に関する資料・情報を収集し、読解することができる。 
授業の目標・概要等 プログラムの発展科目Iとして、中等学校「国語」教科書所載の漢文教材をとりあげ、その特色と教材としての可能性を考究する。また発展科目IIとの関連を考慮して、漢文読解の基礎的能力の育成、及び中国の文化・文学の基本的な知識の習得を目指す。 
授業計画 第1回 ガイダンス―漢文を読むということ
第2回 漢詩文を読むために―準備運動
第3回 漢詩を作るレッスン①
第4回 漢詩を作るレッスン②
第5回 漢文を読むレッスン①
第6回 漢文を読むレッスン②
第7回 漢文教材研究の実践(1)―『論語』
第8回 漢文教材研究の実践(2)―『韓非子』
第9回 漢文教材研究の実践(3)―『史記』  
第10回 漢文教材研究の実践(4)―説話
第11回 漢文教材研究の実践(5)―漢詩①
第12回 漢文教材研究の実践(6)―漢詩②
第13回  漢文教材研究の実践(7)―文章 
第14回 漢文教材研究の実践(8)―中国文学と日本文学
第15回 筆記試験 
教科書・参考書等 教科書;特に指定しない。
参考書:小川環樹・西田太一郎『漢文入門』(岩波書店)
二畳庵主人『漢文法基礎 本当にわかる漢文入門』(講談社学術文庫)
興膳宏編『中国文学を学ぶひとのために』(世界思想社)
*その他、各講義時に講義内容に即して、参考文献を紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 特になし
 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1・2回
 中学校・高校時代に学んだ漢文教材と漢文の授業を思い出し、これまでの自分の知識を再確認しておくこと。また次回のグループ分けをするので、やむを得ず欠席する者は事前に友人にグループに入れてもらうように依頼しておくことが望ましい。
第3回―第6回
 4名のグループに分かれて漢詩を作り、漢文を読むレッスンをする。事前に国語便覧やインターネットを利用して、漢詩の形式やきまりについて確認しておくこと。
第7回~第14回
 前週に、次週にとりあげる教材について課題を出すので、期限内に提出すること。 
履修上の注意
受講条件等
毎回、漢文の読解力を養うための小テストを実施します。卓上版の漢和辞典や電子辞書を見ながら回答して構わないので、毎回持参することが望ましい。 
成績評価の基準等 小テスト、ミニレポート、筆記試験を総合的に評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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