年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC241204 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
倫理学概説 |
授業科目名 (フリガナ) |
リンリガクガイセツ |
英文授業科目名 |
Ethics |
担当教員名 |
桐原 隆弘 |
担当教員名 (フリガナ) |
キリハラ タカヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水5-8:教L104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心、プリント資料を使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
02
:
倫理学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
中学校社会、高等学校公民、倫理、モラル、倫理学、倫理教育 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 基礎科目の1つの領域として倫理学に関する基礎的基本的な知識・理解、能力・技能を習得することができるために、倫理学に関する教材内容研究を提供する。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム (知識・理解) ・中等社会系公民領域の教育内容に関する基本的な知識が身に付いている (能力・技能) ・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる |
授業の目標・概要等 |
高校「倫理」の教科書では,心理学,哲学的人間学,東洋・西洋・日本思想史,応用倫理学に至るまで幅広い項目が扱われています。いずれも限られた授業時間では扱いきることのできない深い内容を含みますが,現行の社会科・公民科のカリキュラムから明らかなように,教育課程では古今東西の先哲の知恵を社会の諸課題の解決に生かすことが強く求められており,したがって社会科,公民科の教員を目指す場合に思想史の素養は不可欠と言えるでしょう。 本授業では,西洋思想史と応用倫理学のエッセンスを学習することを大きな柱とし,これとの比較の観点から東洋思想史,日本思想史についても概観します。社会認識教育および倫理教育(道徳教育)における教材研究・教材開発能力の習得をめざします。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス(倫理学とは何か) 第2回 アリストテレス徳論の概説 第3回 J.S.ミル功利主義の概説 第4回 カント義務論の概説 第5回 ハーバーマス討議倫理の概説 第6回 倫理学史における行為論の概説 第7回 倫理学史における徳概念の概説 第8回 倫理学史における善・正・正義概念の概説 第9回 現代倫理理論(規範倫理学についての考察) 第10回 倫理学史における実践理性の概説 第11回 応用倫理の概観 第12回 宗教史概観(ユダヤ教,キリスト教,イスラーム,仏教) 第13回 儒教史概観(中国・日本) 第14回 日本思想史概観 第15回 現代社会思想(批判的社会理論とその周辺) |
教科書・参考書等 |
教科書:マティアス・ルッツ=バッハマン(桐原隆弘・訳),『倫理学基礎講座』(晃洋書房,2018年) プリント資料も利用し,講義形式で行います。 時間に余裕があれば,ビデオ・DVDも使用します(1回につき,10分から25分) 参考文献については,授業中に適宜指示します。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
教科書・資料等に事前に目を通しておきましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教科に関する科目:社会(「哲学,倫理学,宗教学」),公民(「哲学,倫理学,宗教学,心理学」) 授業後,レスポンスペーパーに記入します。 |
成績評価の基準等 |
レスポンスペーパー,筆記試験を総合して評価します。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
倫理学研究および倫理教育に関心のある学生を歓迎します。 |
その他 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |