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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC231203 科目区分 専門教育科目
授業科目名 金属活用教材演習I
授業科目名
(フリガナ)
キンゾクカツヨウキョウザイエンシュウ I
英文授業科目名 Material Working I
担当教員名 鈴木 裕之
担当教員名
(フリガナ)
スズキ ヒロユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火9-10,金9-10:教D106
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心の授業です.危険な作業もあるので,安全に気を配った服装・髪型を守ること.板書も多用します.また,学生の発表もあります. 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 技術・情報教育学講座の学生
授業のキーワード 金属加工,除去加工,塑性加工,ヤスリ掛け,旋盤,ねじ切り,板金加工
SDG_04 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
技術・情報教育の内容領域の知識に基づき,技術の利用方法や作品(製作品・制作品)に対する適切な評価を行うことができ,技術教育におけるものづくりに必要な知識と技能を習得し,適切に製作品を完成することができること. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(技術・情報)プログラム
(能力・技能)
・金属加工に関する製作活動を行うことができる 
授業の目標・概要等 中学校技術・情報教育の一つの核である金属加工実習に必須の基礎的知識と能力を身につける.また,中学校で実際に金属加工実習が出来るだけの授業方案作製能力を育てる.
金属加工の基礎として,ヤスリがけ,ボール盤による穴開け,ねじ切り,板金加工,塑性加工の基礎を学ぶ.また,それぞれの加工に必要な治具や測定機器についても学ぶ.さらに,本授業で学んだことを中学校向けの授業方案としてまとめ,理解の定着と応用力を身につける.
 
授業計画 第1回:概要説明(ノートの取り方,授業方案の作成方法)と安全教育.
第2回:手仕上げ加工によるセンターポンチの作製と評価1,使用工具の説明と準備,材料取り(弓のこ),端面仕上げとセンター決め,八面取り加工.
第3回:センターポンチ2, 八面取り加工,テーパ加工,R加工.
第4回:センターポンチ3 仕上げ加工,寸法測定と製品評価,焼き入れ(オプション),プレゼン準備.
第5回:センターポンチ4 授業内容のプレゼンテーション.
第6回:板金加工によるちりとりの作製と評価1, 使用工具の説明と準備,材料取り(シェアー),けがき作業.
第7回:ちりとり2, 曲げ加工,端面仕上げ,接合加工
第8回:ちりとり3,仕上げ,寸法測定と製品評価.
第9回:ちりとり4, 授業内容のプレゼンテーション.
第10回:塑性加工と簡単な旋盤加工によるドライバーの作製と評価1, 使用工具の説明と準備,材料取り,ボール版作業とねじ切り(タップ,ダイス加工).
第11回:ドライバー2, 塑性加工によるドライバー先端部の造形,焼き入れ焼き戻し.
第12回:ドライバー3, 持ち手部の旋盤加工,軸と持ち手の締結.
第13回:ドライバー4, 仕上げと寸法測定.製品評価.
第14回:ドライバー5, 授業内容のプレゼンテーション.
第15回:総合ディスカッション

毎回の授業内容を,指定のノートにまとめて提出する.また,授業内容に関連した課題についても,ノートにまとめて報告する. 
教科書・参考書等 中学校技術・家庭科「技術分野」の教科書を使用する. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
この授業では,毎回の授業で学んだ知識や経験を,指定のノートにまとめて提出する.
中学校の授業法案をイメージしながらノートをまとめることで,後に見返して「使えるノート」を完成させることを目標とする. 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 まとめノートの内容・出来具合,製品の出来具合,プレゼンテーション能力を総合的に判断する. 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
機械製造業に勤務し機械設計業務(印刷機)を行った経験がある。また,青年海外協力隊員としてコスタリカに赴任し,当地にて機械加工系の教育をスペイン語にて行った経験がある。これらの経験を生かして,バックグラウンドや基礎知識のレベルの異なった受講生に対して,多様な角度から要求レベルに柔軟に対応した授業内容を提供することができる。 
メッセージ  
その他 メーカーでの勤務経験や,青年海外協力隊による海外大学での授業経験のある教員が,その経験を活かして,手加工による金属加工の基礎について指導する。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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