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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC230901 科目区分 専門教育科目
授業科目名 情報活用概論I
授業科目名
(フリガナ)
ジョウホウカツヨウガイロンI
英文授業科目名 Introduction to Information Applications I
担当教員名 田中 秀幸
担当教員名
(フリガナ)
タナカ ヒデユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 木1-4:教L310
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心,演習を含む 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生
授業のキーワード ・コンピュータハードウェア
・2進数
・情報の表現
・論理回路と論理演算
・計測と制御 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
プログラム専門基礎科目に位置づけられ,本講義の内容は「ハードウェア教材演習」「ハードウェア概論」および「ディジタル制御」の学習内容に継続発展する.情報系カリキュラムに関する基礎的基本的な知識・理解,能力・技能を習得する.  
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(技術・情報)プログラム
(知識・理解)
・ハードウェア(情報表現を含む)に関する知識が身に付いている
・情報処理に関する知識が身に付いている
(能力・技能)
・ハードウェアに関する知識を用いて,ハードウェア(回路)の設計・製作・評価を行うことができる
・情報処理に関する制作活動を行うことができる 
授業の目標・概要等 この授業では,高等学校情報科ならびに中学校技術・家庭科「情報とコンピュータ」に関連した電子計算機のハードウェアについての学習を通して,コンピュータに関する基礎知識を身につける.  
授業計画 第1回 ガイダンス
情報のさまざまな側面と問題解決としてのコンピュータについて概論し,ハードウェアの基本構成について述べる.
第2回 情報の表現
2進数と10進数について学習する.
第3回 情報の表現
2進数と16進数の計算について学習する.
第4回 情報の表現
2の補数表現について学習する.
第5回 情報の表現
2の補数による演算について学習する.
第6回 情報の表現
符号の誤り検出と文字表現について学習する.
第7回 論理演算
AND, OR, NOT といった基本的な論理演算を学習する.
第8回 論理演算
真理値表やド・モルガン等を用いた論理演算について学習する.
第9回 論理回路
論理関数,主加法標準形,ベン図について学習する.
第10回 論理回路と演算回路
カルノー図や半加算回路・全加算回路について学習する.
第11回 順序回路
基礎的な RSフリップフロップについて学習する.
第12回 順序回路
タイムチャートについて学習する.
第13回 記憶回路
JK フリップフロップやレジスターを用いて記憶回路について学習する.
第14回 シミュレータによる実習.
論理回路について,シミュレータを使って実習する.
第15回 まとめ
授業を振り返り,全体のまとめを行う

レポートおよび期末試験を行います。 
教科書・参考書等 参考書:
電子計算機 曽小川久和(コロナ社) 
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
復習を毎回行うこと.予習については,テキストを一読しておくこと.
第1回 全体の概要について理解してください。
第2回 2進数と10進数について復習してください。
第3回 2進数と16進数の計算について復習してください。
第4回 2の補数表現について,復習してください。
第5回 2の補数による演算について,復習してください。
第6回 AD変換について,復習してください。
第7回 AND, OR, NOT について,理解してください。
第8回 真理値表やド・モルガン等について,理解してください。
第9回 論理関数,主加法標準形,ベン図について,理解してください。
第10回 カルノー図や半加算回路・全加算回路について,理解してください。
第11回 RSフリップフロップについて,理解してください。
第12回 タイムチャートについて,理解してください。
第13回 JK フリップフロップやレジスターについて,理解してください。
第14回 シミュレータを行って,これまで学んだことの理解を深めてください。
第15回 全体を復習し,テスト勉強の準備をしてください。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業中の活動,期末試験による総合的評価  
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 本講義の内容は「ハードウェア教材演習」「ハードウェア概論」および「ディジタル制御」で使用する.この授業でつまずくと後の情報系専門科目の学習に大きな支障を来すので,しっかりと予習・復習すること. 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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