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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC230804 科目区分 専門教育科目
授業科目名 電気電子活用概論II
授業科目名
(フリガナ)
デンキデンシカツヨウガイロンII
英文授業科目名 Introduction to Electrical and Electronic Applications II
担当教員名 鈴木 裕之,長松 正康
担当教員名
(フリガナ)
スズキ ヒロユキ,ナガマツ マサヤス
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 金5-8:教L310
授業の方法 講義・実習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義および実習 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 原則として他学部生の受講は認めない.ただし,教員免許取得を目的とする場合は,その限りでない.
授業のキーワード 電気回路,電子回路,交流理論,電子材料,電子工作
SDG_04, SDG_07, SDG_09 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(技術・情報)プログラム
(知識・理解)
・メカトロニクスに関する知識が身に付いている
(能力・技能)
・メカトロニクスに関する製作活動を行うことができる 
授業の目標・概要等 本授業では,電気電子活用概論Iに引き続き,電気・電子回路の主な応用例を採り上げ,講義と実習を組み合わせながら学びます. 
授業計画 第1回  電力とエネルギー
第2回  エネルギー変換の実習
第3回  電動機
第4回  モーターの動作および制御実習
第5回  電池とその応用
第6回  充電回路の実習
第7回  各種センサとセンサ回路
第8回  いくつかのセンサを使った検知回路の実習
第9回  オペアンプを使った微小信号の線形増幅
第10回 オペアンプ回路の実習
第11回 ハイファイ・オーディオ
第12回 負帰還回路を用いた電力増幅回路の実習
第13回 コンバージョン受信機
第14回 スーパーラジオ製作実習(入門のみ)
第15回 まとめ


偶数回ごとの実習内容をノートにまとめる,期末試験あり 
教科書・参考書等 教科書: 山下 明, 文系でもわかる電子回路,山下 明,文系でもわかる電気回路
参考書: 宮田 武雄,速解電子回路ーアナログ回路の基礎と設計ー,大熊 康弘,図解で分かる初めての電気回路 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 電力インフラの基礎,各発電方式の特質について理解する.
第2回 手回し発電機を用いた発電実習を通して,発電の実際を体感的に理解する.
第3回 電動機(モーター)の種類と特徴について理解する.
第4回 モーターの動作実習を通して,動作方法や制御方法について理解する.
第5回 1次電池,2次電池の違いと特徴,使用時の注意点について理解する.
第6回 2次電池の充電回路実習を通して,2次電池の取り扱い方について理解する.
第7回 各種センサーの原理や特徴について理解する.
第8回 いくつかのセンサーを使った回路の実習を通して,使用法について理解する.
第9回 オペアンプ回路の基礎を理解する.
第10回 簡単なオペアンプ回路製作実習を通して,その特徴と使いこなし方を理解する.
第11回 電力増幅の一例として,負帰還回路を用いた広帯域増幅回路を理解する.
第12回 負帰還を含む回路の実習を通して電力増幅の基礎について理解する.
第13回 通信機器の受信回路の基礎となっているコンバージョン回路について理解する.
第14回 スーパーラジオの製作実習を通して,コンバージョンの仕組みと実際を理解する.
第15回 全体を振り返り,試験に備える. 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 毎回のノート評価,期末試験などにより総合的に評価する. 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
機械製造業に勤務し機械設計業務(印刷機)を行った経験がある。また,青年海外協力隊員としてコスタリカに赴任し,当地にて機械加工系の教育をスペイン語にて行った経験がある。これらの経験を生かして,バックグラウンドや基礎知識のレベルの異なった受講生に対して,多様な角度から要求レベルに柔軟に対応した授業内容を提供することができる。

 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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