年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC224404 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
卒業論文 |
授業科目名 (フリガナ) |
ソツギョウロンブン |
英文授業科目名 |
Graduation Thesis |
担当教員名 |
北臺 如法 |
担当教員名 (フリガナ) |
キタダイ ユキノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
4年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 集中 |
授業の方法 |
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授業の方法 【詳細情報】 |
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板書多用、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
4.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
01
:
数学・統計学 |
対象学生 |
第二類 (数理系コース) 卒業論文指導学生に限る |
授業のキーワード |
卒業論文,代数学,代数幾何,可換環論,整数論,応用代数,セミナー,ゼミナール,プレゼンテーション |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 入学以来学んできたことをもとにして卒業研究として数学の内容をまとめ,数学教育関係者にふさわしい数学に対する認識と理解を確かなものにするとともに,学習・啓蒙・啓発のための素材への発展を考える. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 初等教育教員養成プログラム (総合的な力) ・個人あるいはグループにおいて,教育研究活動を企画・立案し,効果的に実践し,その意義を明確にすることができる(研究力) ・調査研究や教育実践研究の発表場面において,自らの発表内容を整理した上で,その成果と主張を明確に伝えるとともに,相互のコミュニケーションを確保して,建設的に批判し合うことができる(プレゼンテーション力,コミュニケーション力)
中等教育科学(数学)プログラム (総合的な力) ・数学教育の原理や方法,内容に関する知識・技能を総合して,数学教育に関する課題について文献や資料を調べ,探求することができる。 ・授業やゼミナール,研究発表などにおいて,相互のコミュニケーションを行い,論点を整理して,プレゼンテーションをすることができる。 ・数学教育に対する資質や数学的な能力を高め,それらを数学教育の実践に生かすことができる。 |
授業の目標・概要等 |
(1) 主に代数学関連の数学の内容に関する問題を設定し,それに関し自分の考えたことをまとめて論文にする.その内容を補完するための図や表を生成するためのコンピュータプログラム,あるいは計算実例を示すためのコンピュータプログラムを添えてもよい. (2) 主に代数学関連の理論や定理を選んでテーマにし,内容を自分なりに詳しくまとめ,さらにそれをもとにした生徒向けあるいは一般社会人向けの学習あるいは啓蒙・啓発のための素材あるいは教材をつくる.書いてまとめたものでもコンピュータでプログラムしたものでもよい. |
授業計画 |
第1回: オリエンテーション・テーマの確認 第2-10回: セミナー 第11-15回: セミナーおよび卒業論文の執筆
7セメで選択した代数幾何・可換環論・整数論・応用代数などの代数学関連のテーマを引き続き選択,あるいはそこから発展したテーマを選択し,その内容について,卒業論文提出日まで定期的にセミナーを行い,進捗状況を発表し合い,討議する. |
教科書・参考書等 |
各人で選定する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
黒板,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回から第15回: セミナーでは,自分なりに万全の準備をもって発表内容の理解をしてから臨むこと.ただし,その熟慮の上で生じた質問や疑問点をセミナーの場で説明し議論をすることはよいことである.また,自分と同じことをテーマにしていない者にも分かるような発表の工夫をすること.セミナー準備の仕方については次のウェブページが参考になる.受講希望の学生は一読しておくことを勧める.「セミナーの準備のしかたについて」 https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/sem.htm |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
毎回のセミナーの発表,研究態度,論文の内容と質により評価する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
特にセミナー形式は真剣に取り組めば取り組むほど,内容の理解に大変役立ち,楽しく,ときに苦しく,自ら得たものに感動することすらある学び方である.どんな内容であろうと,数学的な概念や議論を「なんとなくわかる」とは全く異なる,「1文字残らず理解した」という感覚を得ることを目指そう.その理解したという感覚は,セミナー中のみならず,セミナーの準備中にも訪れるかも知れない。高等学校まで数学が得意で数理系コースを選んだ学生にとっては,ともすれば忘れがちで,教職を目指す学生としても大切な感覚である.そして同時に,必死に頑張ってもなかなか到達できない数学があることも体感し「わからない」ことの面白さも体感しよう.どちらも教職では大切な体験である.そしてそのような簡単ではない内容を説明するプレゼンテーション能力も,当然ながら教職には大変大切であり,セミナーを通じて大いに力を高めよう. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |