年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC222926 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
幾何内容研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
キカナイヨウケンキュウ |
英文授業科目名 |
Study of Instructional Materials in Geometry |
担当教員名 |
寺垣内 政一 |
担当教員名 (フリガナ) |
テラガイト マサカズ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火9-10,水9-10:教C802 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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学生による発表および議論 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
01
:
数学・統計学 |
対象学生 |
主として,教育学部第2類数理系コース学生 |
授業のキーワード |
幾何,位相空間論,プレゼンテーション,ゼミ |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 専門科目 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(数学)プログラム (能力・技能) ・数学教育の代数,幾何,解析,統計,コンピュータなどの教科内容に関する数学的な思考力を身に付け,活用することができる。 ・中等数学科内容について,その数学的な背景や位置付けを考え,教材を開発することができる。 (総合的な力) ・授業やゼミナール,研究発表などにおいて,相互のコミュニケーションを行い,論点を整理して,プレゼンテーションをすることができる。 |
授業の目標・概要等 |
少人数のゼミ形式による主体的な学習を通して,専門書による具体的な幾何の内容を考察し,図形性質の種々の表現方法や論理的な証明方法に対する理解を深める.また,発表を通じて,効果的なプレゼンテーション技術の鍛錬を行う.特に,受講生の多くが教員を志望している現状をふまえて,1つの数学的事実に対して,個人が理解するだけのレベルと,他者に対して明解に説明できるレベルの違いを常に強調して指導を行う.教育学部といえども,できる限り,新しく,vividな話題にふれてもらう.そのことによって,将来,教員となるもののもつ数学へのイメージをリフレッシュできるものと期待しているからである. |
授業計画 |
第1回:オリエンテーション 第2回:位相空間論の基礎の復習 第3回:位相空間における閉包,内部,境界 第4回:位相空間における近傍系,基本近傍系 第5回:位相の基底,準基底 第6回:相対位相 第7回:連続写像 第8回:直積空間 第9回:商位相 第10回:収束性 第11回:ネット 第12回:フィルター 第13回:分離公理 第14回:正則空間 第15回:正規空間
実施しない |
教科書・参考書等 |
できるだけ新しいテキストを,学期始めに紹介する.必要な資料は,moodleを通じて,電子的に配布するので,各自がダウンロードしてほしい. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキストを使用するが,moodleを通じて配布する. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
ゼミ形式であり,発表予定者は全力をつくして,準備してもらいたい.わからないまま放置して,ゼミに参加してはいけません. また,ゼミ後はゼミ内の記録をつけ,復習・整理を行ってほしい.moodle内にディスカッションを行える場を設定するので,積極的に活用してほしい. |
履修上の注意 受講条件等 |
教科専門科目(幾何学) 実質的には,数理系コース3年生向けのゼミであり,選抜も場合によっては行っているため,通常の授業のように他コースのものが受講することは原則として認めていない.
ゼミの進行に支障をきたすため,遅刻,無断欠席は認めない. |
成績評価の基準等 |
発表内容に基づいて判断する.他のゼミ生の発表に対して,議論への参加具合も評価する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
位相空間論は抽象的ですが,所詮,数学の対象は全てが抽象であるということもできます.目に見えないからこそ,論理に基づいて記述する良さを感じてください. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |