年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC222606 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
代数内容研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
ダイスウナイヨウケンキュウ |
英文授業科目名 |
Study of Instructional Materials in Algebra |
担当教員名 |
北臺 如法 |
担当教員名 (フリガナ) |
キタダイ ユキノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 月1-2,火9-10:教C801 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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板書多用,ディスカッション,学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
01
:
数学・統計学 |
対象学生 |
主に教育学部第二類数理系コース学生 |
授業のキーワード |
代数学,代数幾何,可換環論,整数論,応用代数,セミナー,ゼミナール,プレゼンテーション |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 主体的な学習を通して様々な数理的事象にふれながら,数学の内容の読解力,理解力を養うとともに,教科内容の数学的表現方法や論理的な証明方法に対する理解を深めて身に付ける. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(数学)プログラム (能力・技能) ・数学教育の代数,幾何,解析,統計,コンピュータなどの教科内容に関する数学的な思考力を身に付け,活用することができる。 ・中等数学科内容について,その数学的な背景や位置付けを考え,教材を開発することができる。 (総合的な力) ・授業やゼミナール,研究発表などにおいて,相互のコミュニケーションを行い,論点を整理して,プレゼンテーションをすることができる。 |
授業の目標・概要等 |
代数学分野に関する専門書を少人数のゼミナール形式で輪読し,各受講者が理解した内容を分かりやすく発表する練習をしながら,数学の内容の理解を深めていく. |
授業計画 |
第1回: オリエンテーション 第2回: テーマの設定およびディスカッション 第3-4回: テーマの周辺の理解の整理 第5-15回: セミナー
代数幾何・群論・環論・体論・ガロア理論・整数論・応用代数などの代数内容関連のテーマの中から,受講生と相談してテキストを選択し,受講生でセミナー形式で順に発表を行う. |
教科書・参考書等 |
教科書は受講生と相談して選択する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
黒板,テキスト |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
発表者は自分なりに万全の準備をもって臨むこと.ただし,その熟慮の上で生じた質問や疑問点をセミナーの場で説明し議論をすることはよいことである.セミナー準備の仕方については次のウェブページが参考になる.受講希望の学生は一読しておくことを勧める.「セミナーの準備のしかたについて」 https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/sem.htm |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
毎回のセミナーの発表内容,取り組み方,説明力により判定する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
特にセミナー形式は真剣に取り組めば取り組むほど,内容の理解に大変役立ち,楽しく,ときに苦しく,自ら得たものに感動することすらある学び方である.どんな内容であろうと,数学的な概念や議論を「なんとなくわかる」とは全く異なる,「1文字残らず理解した」という感覚を得ることを目指そう.その理解したという感覚は,セミナー中のみならず,セミナーの準備中にも訪れるかも知れない。高等学校まで数学が得意で数理系コースを選んだ学生にとっては,ともすれば忘れがちで,教職を目指す学生としても大切な感覚である.そして同時に,必死に頑張ってもなかなか到達できない数学があることも体感し「わからない」ことの面白さも体感しよう.どちらも教職では大切な体験である.そしてそのような簡単ではない内容を説明するプレゼンテーション能力も,当然ながら教職には大変大切であり,セミナーを通じて大いに力を高めよう. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |