年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC222026 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
数学教育学研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
スウガクキョウイクガクケンキュウ |
英文授業科目名 |
Research on Mathematics Education |
担当教員名 |
影山 和也 |
担当教員名 (フリガナ) |
カゲヤマ カズヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 集中:教C419 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心,ディスカッション,学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
第二類数理系コース生選択 |
授業のキーワード |
数学教育学の研究成果,研究方法,理論的研究,実践的研究 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 数学プログラム専門基礎科目を履修した上で,専門科目の1つの領域として,数学教育学研究に必要とされる知的能力・技能を身に付け,数学教育の原理や方法,内容に関する知識・技能を総合して数学教育に関する課題について探求することができるようにするために,数学教育学の理論と研究手法を提供する。それによって,「知的能力・技能1」,「総合的技能・能力1」に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(数学)プログラム (能力・技能) ・数学教育の原理や方法に関する文献や資料を収集し,読解したり分析したりすることができる。 ・数学教育のカリキュラムや評価,教材を分析し,デザインすることができる。 (総合的な力) ・数学教育の原理や方法,内容に関する知識・技能を総合して,数学教育に関する課題について文献や資料を調べ,探求することができる。 |
授業の目標・概要等 |
数学教育学に関する日本国内外の文献の講読・討議や調査などを通して,数学教育学の基礎理論や現代的な課題について理解を深め,各自の研究テーマに即して主体的に研究し実践に生かすための探究能力と実践力を養う。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス ゼミナールの概要を説明する。 第2回 数学教育学の主な研究領域 数学教育学の主な研究領域を概説し,数学教育学研究に関する課題意識を持つ。 第3回 数学教育学の研究成果(1) 数学教育学に関する文献の講読,討議を通して,数学教育学における認知論・認識論的研究の成果を学ぶ。 第4回 数学教育学の研究成果(2) 数学教育学に関する文献の講読,討議を通して,数学教育学における算数・数学科内容各論の研究成果を学ぶ。 第5回 数学教育学の研究方法論(1) 数学教育学に関する文献の講読,討議を通して,数学教育学における理論的研究の方法を学ぶ。 第6回 数学教育学の研究方法論(2) 数学教育学に関する文献の講読,討議を通して,数学教育学における実証的研究の方法を学ぶ。また,数学教育学研究の成果と方法を踏まえて,各自の研究課題を明確にするためのレポートを課す。 第7回 数学教育学研究の方向付け 各自の作成した課題レポートをもとに討議を行い,今後の研究目的と方法,研究計画をたてる。 第8回 数学教育学研究の実施(1) 研究課題への取り組み過程を発表し,グループ討議を通して,研究を進める。 第9回 数学教育学研究の実施(2) 研究課題への取り組み過程を発表し,グループ討議を通して,研究を進める。 第10回 数学教育学研究の実施(3) 研究課題への取り組み過程を発表し,グループ討議を通して,研究を進める。 第11回 数学教育学研究の成果発表(1) 研究課題への取り組み過程を発表し,グループ討議を通して,研究を進める。 第12回 数学教育学研究の成果発表(2) 研究課題への取り組み過程を発表し,グループ討議を通して,研究を進める。 第13回 数学教育学研究の成果発表(3) 研究課題の成果を発表し,グループ討議を通して問題点を明らかにし,よりよい成果のまとめができるようにする。 第14回 総括(1) 研究課題の成果を発表し,グループ討議を通して問題点を明らかにし,よりよい成果のまとめができるようにする。 第15回 総括(2) 研究課題の成果を発表し,グループ討議を通して問題点を明らかにし,よりよい成果のまとめができるようにする。 |
教科書・参考書等 |
教材としてプリントを配布する。 参考書: 日本数学教育学会編,『数学教育学研究ハンドブック』,東洋館出版社. 数学教育学研究会編『新訂数学教育の理論と実際〈中学校・高等学校〉』,聖文新社. 学術雑誌: 日本数学教育学会誌『算数教育』,『数学教育』,『数学教育論究』. 全国数学教育学会誌『数学教育学研究』. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回終了後 ゼミナールの概要を確認し,目標を明確にした上で,参考文献を調べ入手する。 第2回から第6回終了後 参考文献を読んで,内容を整理したり,疑問点などを明らかにしたりする。 【課題レポート1】 各自,参考文献を基に,数学教育学の研究成果と研究方法を踏まえて,各自が取り組む研究課題を考える。 第7回終了後 返却された課題レポートの評価を検討し,討論を参考にして,自己の研究課題と研究方法を明確にする。 第8回から第13回終了後 数学教育の原理や方法,内容に関する知識・技能を総合して,自己の研究課題に関する文献や資料を調べ,計画的に研究を進め,取り組みの過程や研究成果を発表できるように準備する。 【課題レポート2】 各自が取り組んだ研究課題についての最終的な報告書を,論点を整理して,分かりやすく作成する。 第14回から第15回終了後 返却された課題レポートの評価を検討し,討論を参考にして自己の課題を明確にし,数学教育学の研究を主体的に行うための方策を考える。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教科の指導法(数学) 第二類数理系コースの学生に限る。 数学教育方法論,数学教育学概論Ⅰ,数学教育学概論Ⅱを履修しておくことが望ましい。 この授業はゼミナール形式を中心にして行う。 |
成績評価の基準等 |
授業の成績は,課題レポート80%,授業への貢献20%で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この授業はゼミナール形式を中心にして行うので,積極的に文献や資料を調べ,問題点を明確にして討論することを期待している。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |