年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC215007 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
サイエンスミュージアム教育論 |
授業科目名 (フリガナ) |
サイエンスミュージアムキョウイクロン |
英文授業科目名 |
Science Museum Education |
担当教員名 |
三好 美織,山崎 博史 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミヨシ ミオリ,ヤマサキ ヒロフミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
4年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火5-8:教K115 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
SDGs_04 理科教育、博物館教育、生涯学習、実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 理科プログラム専門基礎科目の履修と併せて、専門的科目の1つの領域として中等理科教育の理論と方法に関する基礎的、基本的知識・理解、スキルが習得できる。そのため、「実践的能力・技能1」と「総合的能力・技能1」に関する学習の成果が期待できる。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(理科)プログラム (能力・技能) ・中等理科教育のカリキュラムや授業を分析・検討し,授業や学習指導案を構成することができる。 (総合的な力) ・調査や教育実践,その発表において,相互のコミュニケーションを確保し,成果や主張,内容を整理し,プレゼンテーションすることができる(コミュニケーション・プレゼンテーション力)。 |
授業の目標・概要等 |
本講義では、特に自然系博物館に焦点を当て、博物館とその教育活動の歴史、来館者の学習理論、教育活動の実際などについて理解を深めた上で、理科教育の充実に向けた博物館の利活用の具体的な方法について検討する。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション、博物館及び社会教育に関する法規 授業のねらいと目標を理解する。今日の博物館の法的位置付けについて検討する。
第2回 博物館における教育活動の歴史 博物館における教育活動の歴史的変遷を、科学教育の観点から分析する。
第3回 博物館における学びの特質 博物館における学びの特質について理解を深める。
第4回 博物館と学校教育 博物館と学校教育の関係性について検討する。
第5回 理科授業における博物館の活用 理科授業の充実に向けた博物館活用のポイントについて整理する。
第6回 博物館と市民の教育 サイエンスコミュニケーションの場としての博物館の役割について検討する。
第7回 わが国における博物館教育の実際(その1):琵琶湖博物館を例に 琵琶湖博物館を事例として、博物館教育の実際について理解を深める。
第8回 わが国における博物館教育の実際(その2):展示と博物館教育 博物館の展示と博物館教育について考える。
第9回 わが国における博物館教育の実際(その3):資料と博物館教育 博物館で取り扱われる資料と博物館教育について考える。
第10回 わが国における博物館教育の実際(その4):学芸員と博物館教育 博物館教育における学芸員の役割について理解を深める。
第11回 わが国における博物館教育の実際(その5):エコミュージアムとジオパーク エコミュージアムとジオパークにおける博物館教育の実際について理解を深める。
第12回 わが国における博物館教育の実際(その6):大学博物館 大学博物館における博物館教育の実際について理解を深める。
第13回 博物館における教育プログラムの構想 博物館における教育活動に関わる情報収集を行い、教育プログラムの構想を考える。
第14回 博物館における教育プログラムの作成 グループで博物館における教育プログラムを作成し、検討・修正する。
第15回 博物館における教育プログラムの発表 作成した博物館における教育プログラムを発表する。
2回のレポート課題、授業中の活動をもとに評価する。 |
教科書・参考書等 |
授業において適宜参考書を紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各回で不明な点は、講義中あるいは次の回で質問をし、理解するようにしてください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
各教員によるレポート課題(60%)、総括課題(40%)を踏まえ総合的に判断し評価する。観点の詳細は授業時に示す。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
博物館で学芸職員として勤務した経験を有する教員が,日本の自然系博物館における各種の活動について解説する。 |
メッセージ |
資料配布や出席課題等でTeamsを利用しますので、ノートPCを持参してください。 |
その他 |
第7〜12回については,博物館職員(学芸職員)の経験を有する教員(山崎)が,博物館教育の実際について事例を踏まえて講義する。 第13〜15回については,博物館職員(学芸職員)の経験を有する教員(山崎)が、教育プログラムの立案について指導する。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |