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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC213105 科目区分 専門教育科目
授業科目名 物理教材内容論II
授業科目名
(フリガナ)
ブツリキョウザイナイヨウロンII
英文授業科目名 Teaching Contents of Physics II
担当教員名 牧山 隆洋,梅田 貴士
担当教員名
(フリガナ)
マキヤマ タカヒロ,ウメダ タカシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 水1-4:教L202
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用
一部オンラインの可能性があります。
オンラインで実施となる場合は事前にもみじ等で連絡を行います。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生
授業のキーワード 物理,前期量子論,量子力学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
プログラム専門科目であり,次のような物理の専門的な内容について学習する。
1.光の粒子性,原子の構造と物質波等,前期量子論とその指導法について解説する。
2.量子力学の基礎的内容について解説する。
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(理科)プログラム
(知識・理解)
・中等理科科目(物理,化学,生物,地学)の教育内容に関する基本的な知識について理解を深め,その内容を説明することができる。
(能力・技能)
・中等理科教育の内容(観察・実験等を含む)を分析・検討した結果を踏まえて,授業設計と教材開発を行うことができる。 
授業の目標・概要等 高等学校における物理教材に関連した内容の内,前期量子論,量子力学に
焦点をあて,その学問的な意義を理解させ,指導のための知識・技能を習得させる。 
授業計画 第 1回 ガイダンス
第 2回 電子の発見(1章)
  真空放電と電子の発見・電子の電荷の測定
第 3回 電子の発見(1章)
  アボガドロ数の決定・電子の比電荷の測定
第 4回 原子の振動子モデル(2章)
  ゼーマン効果・原子によるX線の散乱
第 5回 原子の太陽系型モデル(3章)
  原子による電子の散乱・ラザフォード散乱
第 6回 原子の太陽系型モデル(3章)
  周期的運動をする荷電粒子からの光のスペクトル
 量子力学へのあゆみ(4章)
  光電効果と光の粒子性
第 7回 量子力学へのあゆみ(4章)
  コンプトン効果・水素原子のスペクトル
第 8回 量子力学へのあゆみ(4章)
  ボーアの原子模型・ドブロイの電子波
第 9回 シュレディンガー方程式(5章)
  量子化の手続き・波動関数の確率解釈
第10回 シュレディンガー方程式(5章)
  固有値問題
 重ね合わせの原理(6章)
  不確定性原理
第11回 重ね合わせの原理(6章)
  重ね合わせの原理・物理量の期待値
第12回 重ね合わせの原理(6章)
  エルミート演算子・行列表示
第13回 重ね合わせの原理(6章)
  エネルギー表示と位置表示・交換関係と不確定性原理
第14回 運動の法則(7章)
  運動方程式とその解・プランクの熱放射の理論
第15回 運動の法則(7章)
  アインシュタイン係数・B係数の量子力学による計算 
教科書・参考書等 量子力学の考え方(物理の考え方4)
砂川重信著
岩波書店 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
高度な内容を含むため,各回ごとに十分復習が必要である。 
履修上の注意
受講条件等
教科専門科目 (理科,物理学)
「自然システムの理解(物理)」,及び「力とエネルギーのリテラシー I,及び
II」を受講していることが望ましい。 
成績評価の基準等 平常点,レポートおよび試験 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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