年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC212105 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
理科教材プランニング論 |
授業科目名 (フリガナ) |
リカキョウザイプランニングロン |
英文授業科目名 |
Theories of Science Teaching-Learning Materials |
担当教員名 |
三好 美織 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミヨシ ミオリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木1-4:教L202 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
ディスカッション、学生の発表、講義、演習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
SDGs_04 中等理科、教材、教具、授業 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 理科プログラムの発展科目であるため、理科の教材に関する資料・情報を収集し、理論的に分析・検討できることを目的とする。「知的能力・技能1」、「実践的能力・技能3」に関する学習の成果が期待される。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(理科)プログラム (能力・技能) ・中等理科教育のカリキュラムや授業を分析・検討し,授業や学習指導案を構成することができる。 ・中等理科教育の内容(観察・実験等を含む)を分析・検討した結果を踏まえて,授業設計と教材開発を行うことができる。 |
授業の目標・概要等 |
理科教育の目的・目標,生徒の思考の特徴をふまえ,理科授業で使用する教材の妥当性を検討し,効果的な教材の提示方法を考えることができる。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション 講義の概要を説明し、ねらいと目標を明確にする。 第2回 理科教育を取り巻く動向と今日的課題 理科教育を取り巻く動向を整理し、理科教育の目的・目標を明確化する。各種調査に基づく今日の理科教育の課題を抽出する。理科教育改善の手立てについて仮説を立てる。 第3回 理科授業と教材 学習指導案と授業ビデオをもとに、授業の構成要件を検討する。「教材」の範囲を明確化し、授業における教材の果たす役割を検討する。 第4回 学習指導要領と教材 学習指導要領の記述を分析し、素材を教材化する方法について考える。 第5回 理科の教科書と教材 教科書の役割を吟味するとともに、教科書中の教材の取扱いについて比較検討を行う。 第6回 物理・化学領域における学習者の思考の特徴と教材 物理・化学領域にみられる学習者の特徴的な思考と教材との関係を検討する。 第7回 生物・地学領域における学習者の思考の特徴と教材 生物・地学領域に見られる学習者の特徴的な思考と教材との関係を検討する。 第8回 教材の提示方法の検討 学習者の思考の特徴を踏まえて、効果的な教材の提示方法を検討する。 第9回 教材開発に関わる新たな視点の検討 科学のすがた、防災教育、STEM教育、ESD、ICTの活用など、教材を考える際に求められる新たな視点について検討する。 第10回 学習内容と教材の検討(1) 学習内容について理解を深める。 第11回 学習内容と教材の検討(2) 先行事例を収集し、想定する学習内容に応じた教材を構想する。 第13回 学習内容と教材(3) 構想した教材の妥当性を検討し、改善を図る。 第14回 学習内容を教材のまとめ 構想した教材について成果発表を行う。 第15回 総括 理科授業における教材とその活用について、まとめを行う。
発表、レポート課題を実施する。 |
教科書・参考書等 |
磯﨑哲夫編著『中等理科教育』協同出版 文部科学省『中学校学習指導要領解説理科編』 文部科学省『高等学校学習指導要領理科編理数編』 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
目的を達成するために授業でどのような教材が必要とされるのか、どのように教材を用いれば学習者に効果的であるのか、先行事例の収集・分析やディスカッションを通して検討すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
授業時の課題と討議(60%)、レポート課題(40%)の結果を総合的に判断し評価する。観点の詳細を授業時に示す。 |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
中学校(理科)高等学校(理科)教員の経験のある担当者が、理科における教材のプランニングについて講義、演習を行う。 |
メッセージ |
|
その他 |
資料配布や出席課題等でTeamsを利用しますので、ノートPCを持参してください。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |