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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC211113 科目区分 専門教育科目
授業科目名 自然システム理解実験(生物)
授業科目名
(フリガナ)
シゼンシステムリカイジッケン(セイブツ)
英文授業科目名 Practical Work in Biology
担当教員名 富川 光,竹下 俊治
担当教員名
(フリガナ)
トミカワ コウ,タケシタ シュンジ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 水5-8:教C108
授業の方法 実験 授業の方法
【詳細情報】
 
顕微鏡観察、スケッチ、コンピュータ活用を主とした実験実習を行う。軽作業および薬品使用をともなう。 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 教育学部自然系コース2年次生ほか
授業のキーワード 生物学実験,SDG_04 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
理科プログラムの専門基礎科目であり,理科の内容のうち生物に関わる基礎的・基本的な観察・実験の技能を習得し,また,生物の基礎的・基本的な内容を観察・実験を通して吟味・検討する能力を養う。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(理科)プログラム
(能力・技能)
・中等理科教育の内容に関わる自然科学の基礎的・基本的な観察・実験,およびコンピュータを用いた処理を行うことができる。 
授業の目標・概要等 身近な動植物を教材とし,中学校理科および高等学校生物の教師として必要とされる基礎的な実験観察技能の習得を目標とする。コンピュータ活用を含む。  
授業計画 第1回 ガイダンス,安全教育
第2回 観察の視点,スケッチ法
第3回 被子植物・裸子植物の花の観察
第4回 シダ植物・コケ植物の観察
第5回 光学顕微鏡・ミクロメーターの使用法
第6回 水中の微生物の観察
第7回 植物の組織(葉・根・茎)の観察(1)
第8回 植物の組織(葉・根・茎)の観察(2)
第9回 体細胞分裂の観察(1)
第10回 体細胞分裂の観察(2)
第11回 光合成速度の測定
第12回 コンピューター活用
第13回 無脊椎動物の観察(1)
第14回 無脊椎動物の観察(2)
第15回 脊椎動物の観察

各回の実験レポートを課す。 
教科書・参考書等 参考資料を配布する。
生物科学実験法(福田他著,東京教学社),生物観察実験ハンドブック(今堀他編,朝倉書店)など 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 デジタルカメラ,ノートパソコンがあると良い。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
予習
 第1回~第2回 中学・高等学校で行われる生物に関する実験について目を通しておく。
 第3回~第4回  被子植物と裸子植物の花序・シダ植物・コケ植物について形態的特徴と生活環を調べ,図を用いてまとめる(図は手描きのこと)。
 第5回~第6回 光学顕微鏡とミクロメーターの使用法を復習しておく。水中の微小生物の採集法および現存量の推定方法について調べてまとめておく。
 第7回~第8回 双子葉植物と単子葉植物の組織(葉,茎,根)について図を用いてまとめる。気孔が開閉するメカニズムについて図を用いてまとめる。
 第9回~第10回 動物細胞と植物細胞の体細胞分裂過程を図を用いてまとめる。
 第11回~第12回 光合成の反応プロセスについてまとめる。C3,C4植物,CAM植物の光合成の特徴についてまとめる。
 第13回~第14回 節足動物や軟体動物などの無脊椎動物の形態的特徴についてまとめる。
 第15回 脊椎動物の形態的特徴について無脊椎動物と比較してまとめる。
復習
 各回とも,実験後はその日に行った実験について,実験材料や方法に改良点はないか,他の方法で同様の実験を行えないか,または行った事例はないかなどを検討してレポート中にまとめておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
・自然システムの理解(生物)を履修していることが望ましい。
・受講者数の上限を20名とする。
・受講者の優先順位を次の通りとし,上限を超えるものについては抽選とする。
1.自然系コースの2年生,2.再履修の自然系コースの学生,3.教員免許状(理科)の取得を希望する学生(4,3,2年生の順) 
成績評価の基準等 実験態度およびレポートにより判定する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  自然系コースの学生は,こちらで班分けを行いTeamsで事前に連絡します。第1タームで生物履修となった学生はC108号室(生物学実験室)へ,地学履修となった学生はC320号室(地学実験室)へ集合して下さい。
 自然系コース以外の学生で履修を希望する学生は,生物および地学の理解実験の授業実施に関する説明・班分け等を行うので,4月10日(水)12:50にC108号室(生物学実験室)へ集合してください。 
その他 提出されたレポートのフィードバックの方法について改善を行いました。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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