広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC135505 科目区分 専門教育科目
授業科目名 言語障害教育総論
授業科目名
(フリガナ)
ゲンゴショウガイキョウイクソウロン
英文授業科目名 Introduction of Education for Children with Speech and Launguage Disorders
担当教員名 見上 昌睦,川合 紀宗
担当教員名
(フリガナ)
ケンジョウ マサムツ,カワイ ノリムネ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義形式(講義中心; 毎回講義プリントを配布する。参考書:文部科学省 障害のある子供の教育的支援の手引 第3編 障害の状態等に応じた教育的対応 Ⅵ 言語障害,笹沼澄子監修・大石敬子編 子どものコミュニケーション障害 大修館書店)
原則対面だが状況によっては非対面(いずれの場合もTeamsを予定。すべてのアプリを個人のパソコンにダウンロードし, アカウントを取得しておくこと)
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・DVD・パワーポイント等を使用する。)
ビデオ・DVD使用の場合(本数8;1回の上映時間30分程度)
ビデオ・DVDの文字情報(字幕有りのものと無しのものがある。)
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 教育学部の学生
授業のキーワード 言語障害,コミュニケーション障害,言語病理学,通級による指導,実務経験,SDG_04 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
特別支援教育教員養成コース:「知識・理解」の3に関する学習の成果が期待される。
初等教育教員養成コース学生:「知識・理解」の2に関する学習の成果が期待される。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・児童・青年期の子どもの成長と発達および学習に関する基本的理解ができている

特別支援教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・特別支援教育において行われる実際の指導法に関する知識・理解が備わっている。 
授業の目標・概要等 テーマは,言語障害の心理・生理・病理的特徴および発達障害等教育の教育課程と指導法の概要を理解することである。 中でも,言語・コミュニケーション障害のある幼児児童生徒に対する 教育課程の意義や編成の方法,カリキュラム・マネジメントの在り方や授業設計の方法(自立活動の指導を含む),適切な評価と指導・支援の在り方についての理解を深めることを目標とする。 
授業計画 第1回 ガイダンス、言語とコミュニケーション
第2回 言語障害の種類、特徴、発生機序
第3回 発声・発語の機構
第4回 言語の発達
第5回 ライフステージを通しての言語障害のある人の心理
第6回 言語障害児教育の教育課程
第7回 言語障害の通級による指導の概要
第8回 言語障害児教育の歴史
第9回 言語聴覚士と連携・協働
第10回 言語障害児の親の心理、親の会と連携・協働
第11回 言語障害児教育における個別の教育支援計画・個別の指導計画、カリキュラム・マネジメント
第12回 言語障害児の指導の実際①(構音障害を主に)
第13回 言語障害児の指導の実際②(吃音を主に)
第14回 言語障害児の指導の実際③(言語発達の遅れを主に)
第15回 言語障害児教育の今後の課題、まとめ

レポートや発表を課す予定にしている。 
教科書・参考書等 参考書:
文部科学省 障害のある子供の教育的支援の手引 第3編 障害の状態等に応じた教育的対応 Ⅵ 言語障害
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/1340250_00001.htm
笹沼澄子監修・大石敬子編 子どものコミュニケーション障害 大修館書店
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
言語障害に関する授業はこれしかなく,毎回多くの内容をカバーします。授業で紹介した内容を必ず復習しておいてください。
 
履修上の注意
受講条件等
特別支援教育教員養成コースの学生については,免許法第3欄に対応する科目である。
この講義は,特別支援教育教員養成コース3年生および初等教育教員養成コース3年生を対象としている。
教育学部第一類以外の学生で履修を希望する場合は,登録前に世話教員に相談すること。 
成績評価の基準等 ①授業への積極的参加(学習態度を含む)10%,②作成する課題の妥当性30%,③最終課題(レポート)の妥当性45%,④授業時間外の学習への取組15%の観点から総合的に判断する。
 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
言語聴覚士の資格を有し,言語障害臨床を行った経験のある者が実務経験にもとづく具体例を紹介し,実践的な学びになるように指導している。

教育学部第一類以外の学生で履修を希望する場合は,登録前に授業担当教員に相談すること。


 
メッセージ 言語・コミュニケーション障害の領域は多岐にわたりますが,本講義では,将来教員になったときに出会うと考えられる障害を主に取り上げています。積極的・主体的に本講義に臨むことを期待します。また,参考書は必ず購入しなくてはならないものではありません。生協には置いておりませんので,購入希望者は各自で取り寄せてください。 
その他 講義日程については,8月上旬の3日間を予定しています。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ