年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC133306 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
聴覚障害測定・評価演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
チョウカクショウガイソクテイ・ヒョウカエンシュウ |
英文授業科目名 |
Seminar on Evaluation and Assessment of Hearing Impairments |
担当教員名 |
林田 真志,新海 晃 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハヤシダ マサシ,シンカイ アキラ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火5-8:教C726,教C727,教L108 |
授業の方法 |
講義・演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心,ディスカッション,学生の発表 特別の事情によっては,オンライン(同時双方向型,Microsoft Teamsを利用予定)で実施することがある。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部第一類特別支援教育教員養成コース第二専修の学生 |
授業のキーワード |
聴覚障害,聴力検査,発達検査,教育相談,SDG_04 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「実践的能力・技能」の1に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 特別支援教育教員養成プログラム (能力・技能) ・特別支援教育において必要とされる教育的・心理的な諸検査のもつ特性を踏まえ,その実施方法の理解と検査結果に基づく教育的な評価ができる。 |
授業の目標・概要等 |
個に応じた教育を展開するためには,さまざまな観点から評価を行っていく必要がある。聴覚障害教育においては,聴覚の生理・病理学的評価に加え,教育的な関わりを考えるための心理学的な評価がなされる。本授業では,これらの評価の方法や結果の解釈,結果に基づく指導の考え方について学習する。また,聴覚障害児に対する教育相談に関する基礎的事項について,理解を深めることをねらいとする。なお,取り扱う検査としては発達検査,知能検査,言語発達検査などを予定しているが,受講生のこれまでの学習履歴などにもとづいて内容を構成することとする。 |
授業計画 |
第1回 標準純音聴力検査予備演習(林田) 第2回 標準純音聴力検査演習1(林田) 第3回 標準純音聴力検査演習2(マスキング)(林田) 第4回 音場での聴力検査予備演習(林田) 第5回 音場での聴力検査演習(林田) 第6回 語音聴力検査予備演習(林田) 第7回 語音聴力検査演習(林田) 第8回 各種聴力検査の振り返り及び中間試験(林田) 第9回 各種心理検査の実施と解釈のための基礎的事項(新海) 第10回 聴覚障害児に適用できる各種の心理検査の概要と実施にあたっての留意点(新海) 第11回 聴覚障害児を想定した各種検査の実際(1)知能・発達検査(新海) 第12回 聴覚障害児を想定した各種検査の実際(2)言語検査(新海) 第13回 聴覚障害児を想定した各種検査の実際(3)言語コミュニケーション検査(新海) 第14回 聴覚障害児を想定した各種検査の実際(4)読書力検査(新海) 第15回 聴覚障害児を想定した各種検査の実際(5)その他の言語能力の評価/まとめ(新海)
前半後半ごとに,レポートまたは(および)試験を課す。
本授業では,検査方法の説明だけでなく,実際に検査を行うことをとおして実施方法にも習熟することをめざす。そのため,欠席すると学習内容が不十分となるだけでなく,授業運用上の支障も生じるので,毎回出席をすることを求める。なお,扱う検査は変更になることがある。 |
教科書・参考書等 |
資料は適宜配布する。参考図書は適宜紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配布資料はMicrosoft Teams上にアップロードする。事前にダウンロードしておくこと。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1-3回 標準純音聴力検査の手引きを熟読しておく。 第4-5回 音場での聴力検査の手引きを熟読しておく。 第6-7回 語音聴力検査の手引きを熟読しておく。 第9-15回 検査法の手引きや資料を読んでおく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本授業は,特別支援教育教員養成コース第二専修(聴覚障害教育)の学生を主たる受講対象としている。それ以外の学生については,検査器具等の台数に制限があるため,受講を制限することがある。初回に授業の概要についてガイダンスを行うので,初回に欠席した者については原則受講を認めない。受講前に「聴覚障害心理学」及び「聴覚障害教育基礎論」の単位を修得しておくことが望ましい。 |
成績評価の基準等 |
演習や課題に取り組む姿勢と課題達成度(20%),試験の点数およびレポート等の成績(80%)をもとに総合的に評価する。検査レポートは,原則として学生どうしでの模擬検査を実施した結果をまとめる。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |