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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC132702 科目区分 専門教育科目
授業科目名 聴覚障害教育基礎論
授業科目名
(フリガナ)
チョウカクショウガイキョウイクキソロン
英文授業科目名 Fumdamentals of Education for Children with Hearing Impairments
担当教員名 新海 晃
担当教員名
(フリガナ)
シンカイ アキラ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水5-8:教L109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心
原則対面だが、特別の事情によりオンライン(同時双方向型の場合、Microsoft Teams又はZoom)で実施することがある。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 教育学部第一類特別支援教育教員養成コースの学生
授業のキーワード 特別支援学校(聴覚障害),学習指導要領,教育課程,指導法,言語指導,SDG_04  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「知識・理解」の1および3に関する学習の成果が期待できる。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
特別支援教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・特別支援教育に携わる上で必要となる理念・歴史・制度等に関する知識・理解が備わっている。 
授業の目標・概要等 聴覚障害のある幼児児童生徒の教育課程及び指導法に関する事項を学習し,聴覚障害教育並びに特別支援学校(聴覚障害)における教育内容や教育方法の特徴について理解を深めるとともに,聴覚障害のある幼児児童生徒の指導及び支援に関する基礎的知識を習得することを目標とする。
具体的には,教育課程の意義やその編成方法(カリキュラム・マネジメントや個別の指導計画の作成を含む),各教育機関の特徴や役割などについて学習する。また,コミュニケーション手段の活用と言語指導の理念と基本,聴覚障害のある幼児児童生徒の発達的特徴,各教科の指導における配慮事項,自立活動の実際,授業づくりの留意点等について,具体的な授業・指導場面等も題材に用いながら学習する。併せて,聴覚障害教育に関する基礎的事項として,聴覚障害教育の現状,歴史的背景についても学習する。 
授業計画 第1回:ガイダンス,聴覚障害に関する基礎的事項,特別支援学校学習指導要領と教育課程
第2回:聴覚障害教育に関する教育制度の基礎:就学,特別支援学校(聴覚障害)における教育課程とその編成
第3回:聴覚障害教育に関する教育機関(1)特別支援学校(聴覚障害)の役割
第4回:聴覚障害教育に関する教育機関(2)特別支援学校(聴覚障害)における教育内容
第5回:聴覚障害教育に関する教育機関(3)特別支援学級,通級指導教室を中心に
第6回:聴覚障害教育の現状と動向
第7回:聴覚障害教育における指導の基本(1)コミュニケーション手段
第8回:聴覚障害教育における指導の基本(2)言語指導の理念と歴史
第9回:聴覚障害と発達(1)認知・知的能力,言語能力
第10回:聴覚障害と発達(2)ことばの習得
第11回:聴覚障害教育における指導の内容(1)教科の指導と配慮事項
第12回:聴覚障害教育における指導の内容(2)自立活動
第13回:聴覚障害教育における指導の内容(3)自立活動と教科の指導
第14回:聴覚障害のある幼児児童生徒の指導・支援に関する今日的課題
第15回:まとめ

期末試験を実施する。

講義の順序は入れ替わることがある。
 
教科書・参考書等 授業資料を適宜配布する。また、参考資料を授業中に適宜紹介する。
以下は参考書の一例である。
・特別支援学校学習指導要領(幼稚部・小学部・中学部)と特別支援学校高等部学習指導要領および同解説
・中野善達・根本匡文(2008)改訂版 聴覚障害教育の基本と実際.田研出版.
・脇中起余子(2009)聴覚障害教育これまでとこれから.北大路書房.
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配布資料はMicrosoft Teams上にアップロードする(予定)。事前にダウンロードしておくこと。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
前期で学習した聴覚障害心理学などの内容を振り返っておくとよい。授業は、配布した資料を用いて進めていく。復習を中心として、学習した内容を時間外にノート等に整理しておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
・教育職員免許法の特別支援学校教諭免許(聴覚障害教育領域)第二欄(教育課程及び指導法)に該当する必修科目である。
・毎回、コメントペーパーへの記入を求める。
・ノートパソコンを持参すること。 
成績評価の基準等 コメントペーパー等を含む授業への参加態度(30%)と期末試験(70%)の結果を踏まえ総合的に評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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