年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC130701 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
聴覚障害心理・生理 |
授業科目名 (フリガナ) |
チョウカクショウガイシンリ・セイリ |
英文授業科目名 |
Psychology and Physiology of hearing Impairments |
担当教員名 |
林田 真志 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハヤシダ マサシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火9-10,金9-10:教L109 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心,ディスカッション 特別の事情によっては,オンライン(同時双方向型,Microsoft Teamsを利用予定)で実施することがある。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部第一類特別支援教育教員養成コースの学生 |
授業のキーワード |
聴覚障害,きこえ,コミュニケーション,言語,障害認識,社会性,SDG_04 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | A(知識・理解)の2に関する学習の成果が期待される。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・実践場面において求められる基礎的な医学的知識を含め,実践を行う上での基礎となる,障害のある児童等の心理的特性に関する知識・理解が備わっている。 |
授業の目標・概要等 |
聴覚障害の心理・生理・病理に関する基礎的事項として,聴覚の構造と機能,聴知覚,聴覚障害の原因疾患,聴力検査,聴覚補償機器の構造と機能,障害認識について学習する。幼児児童生徒のきこえや言語発達の実態に関する事項として,きこえにくさの特徴,コミュニケーション手段,言語情報処理や読み書きの特徴について学習する。家庭や関係機関との連携に関する事項として,保護者支援と聴覚障害者の多様な生き方について学習する。 |
授業計画 |
第1回 「きこえにくさ」がもたらす学習上及び生活上の困難 第2回 聴覚の構造と機能 第3回 音の感覚量と物理量 第4回 聴覚機能の発達 第5回 聴覚障害の主な原因とその特徴 第6回 きこえの評価方法 第7回 補聴器の構造と機能 第8回 人工内耳の構造と機能 第9回 聴覚障害のある幼児をもつ保護者に向けた支援 第10回 聴覚障害とコミュニケーション 第11回 聴覚障害が言語情報処理や言語発達に及ぼす影響 第12回 聴覚障害のある児童生徒が示す読み書きの特徴(音韻・意味) 第13回 聴覚障害のある児童生徒が示す読み書きの特徴(統語・談話) 第14回 聴覚障害のある児童生徒と障害認識 第15回 聴覚障害者の多様な生き方
試験またはレポート課題を課す。 |
教科書・参考書等 |
推薦図書:脇中起余子(2009)聴覚障害教育これまでとこれから.北大路書房. 井澤信三 他(2010)障害児心理入門.ミネルヴァ書房. 使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・DVD) ビデオ・DVD使用の場合(2から3本;1回の上映時間:20分程度) ビデオ・DVDの文字情報(字幕あり) |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
配布資料はMicrosoft Teams上にアップロードする。事前にダウンロードしておくこと。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
第1回 聴覚障害が学習面や日常生活に及ぼす影響について理解する。 第2回 聴覚の生理学的構造について理解する。 第3回 音を感覚と物理という2つの視点から捉える。 第4回 聴覚機能の発達段階を理解する。 第5回 聴覚障害の病理的側面を理解する。 第6回 発達段階に応じた評価の方法を理解する。 第7-8回 聴覚補償機器の原理と構造を知る。 第9回 聴覚障害のある子どもの保護者がかかえる不安や悩みを理解する。 第10回 聴覚障害がコミュニケーションにおよぼす影響を考える。 第11-13回 聴覚障害が言語発達におよぼす影響を考える。 第14回 聴覚障害児童生徒がかかえる心理面の課題を考える。 第15回 聴覚障害者の就労やウェルビーイングについて考える。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教育職員免許法(特別支援学校教諭免許状)の第二欄に該当する必修科目である。 毎回,コメントフォームへの回答を求める。 |
成績評価の基準等 |
講義や課題に取り組む姿勢(10%)と課題達成度(10%),筆記試験の点数またはレポートの完成度(80%)をもとに,総合的に評価する。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |