年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC130301 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
視覚障害心理・生理 |
授業科目名 (フリガナ) |
シカクショウガイシンリ・セイリ |
英文授業科目名 |
Psychology and Physiology of Visual Impairments |
担当教員名 |
氏間 和仁 |
担当教員名 (フリガナ) |
ウジマ カズヒト |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 水9-10:教L107 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面・非対面,講義中心 ・非対面(Zoom) 基本的に対面で実施します。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部第一類(学校教育系)特別支援教育教員養成コースの学生 |
授業のキーワード |
視覚障害,視知覚,触知覚,実務経験, SDG_04 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「知識・理解2」に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・実践場面において求められる基礎的な医学的知識を含め,実践を行う上での基礎となる,障害のある児童等の心理的特性に関する知識・理解が備わっている。 |
授業の目標・概要等 |
見えにくいあるいは見えないことによる生じる問題や影響を理解するとともに,視覚障害幼児・児童・生徒の教育を効果的に行うために必要な心理的特性について,視知覚,触知覚,視覚障害幼児の発達を中心として,どのような点に留意していく必要があるのかについて理解する。 |
授業計画 |
1.ガイダンス:ものを見る構造(p.24)(4/10) 2.ものを見る仕組み(p.25)(4/17) 3 主な眼疾患(p.26-)(4/24) 4 医学的評価(p.31-)(5/8) 5 どれくらい細かいものまで見えているのか(p. 37-)(5/15) 6 視力測定への実際(p.42)(5/22) 7 読書の評価と指導への応用(p.56)(5/29) 8 視覚の心理・生理と評価・指導(6/5) 9 課題発表(6/12) 10 触察指導の概要(p. 163-)(6/19) 11 概念の枠組みを育てる指導(p.165)(6/26) 12 環境に関する概念形成と空間認知(p.167)(7/3) 13 医療・家庭等との連携(p.78-)(7/10) 14 視覚障害心理学の研究の手法(7/17) 15 視覚障害心理学の研究の動向(7/24)
試験(7/31)を実施する。
4/10, 17の6コマ目は,「大学授業で知っていると得するパソコン活用法」のお話をします。参加は自由です。参加することで,より実践的なパソコン操作が身につきます。 6月,7月は課題で視覚障害心理実験演習として土日に実験に参加してもらいます。詳細はオリエンテーションの際にお伝えします。 6/29日は,6コマにも授業を実施します。 |
教科書・参考書等 |
教科書 ・視覚障害教育領域 見えの困難への対応 (特別支援教育免許シリーズ)(氏間和仁他編著)(建帛社) ・視覚障害教育Q&A(ジアース教育新社) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,必携パソコン |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
・90分の講義に対して180分の授業外学習が義務付けられていることをまずは共有しましょう。 ・第1回 - 第15回とも,配布したプリントやノートを参考にしっかりと復習して下さい。その際に,内容を丸暗記するのではなく,他の授業での内容や参観等との体験と有機的に結びつけるように心がけてください。 ・6月7月は授業外課題として,土日に実施している視覚障害教育心理実験に半日参加してもらいます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特別支援学校教諭一種免許状用の特別支援教育に関する科目第二欄(心身に障害のある幼児,児童又は生徒の心理,生理及び病理に関する科目)に該当する必修科目である。 遅刻は0.5回の欠席とみなす。また,授業実施回数の1/5以上を欠席したものは,原則として期末試験を受けることができない。 |
成績評価の基準等 |
受講への参加状況,リアクションペーパーの内容・提出状況,期末試験を用いて総合的に評 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
盲学校で12年勤務した教員(氏間)が,その経験を生かして,視覚障害のある児童生徒の心理,評価,指導法について指導します。 |
メッセージ |
必携パソコンを持参してください。 主体的に授業に参加し,できる限り疑問を残さぬように,質問の時間を有効に利用するとともに積極的に復習することを期待しています。 大学生となって初めての授業です。教室に入ったら授業の準備をする。 教科書に眼を通す。 教員が教室に入ったら静粛にし授業の準備を手伝う。 授業が終わったら片づけを手伝う。等,主体的に授業に参加する習慣を身につけていってください。 これまでは,これらのことを言われて行うことが多かったと思いますが,ぜひ自分で考えてその場に主体的に参加しましょう。 |
その他 |
資料はTeamsを介してデータで配布します。
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |