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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC114502 科目区分 専門教育科目
授業科目名 野外教育実践
授業科目名
(フリガナ)
ヤガイキョウイクジッセン
英文授業科目名 Field Studies on Outdoor Education
担当教員名 米沢 崇
担当教員名
(フリガナ)
ヨネザワ タカシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
 
野外実習、講義と演習を含む。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生
授業のキーワード SDG_04 野外活動,体験的学習法,野外活動プログラムの立案・実施・評価,野外での学習支援の在り方 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
初等教育についての基礎的理解を図る専門科目として位置付く科目として、野外活動に関する「知識・理解」の基礎のもとに、野外活動プログラムの立案・実施・評価を通じて、体験学習やキャンプに係る「実践的能力・技能」を提供する。
なお、1年生から4年生までの受講が可能であるため、例えば、4年生時における受講ではこれまでの学習経験を総合して、「総合的能力・技能」の最高レベルを獲得する可能性も学習の成果として期待される。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(能力・技能)
・児童の実態を踏まえて,小学校における学習指導案を設計し,展開することができる(実践的学習指導力) 
授業の目標・概要等 この授業は、将来教員を目指す学生が野外活動のプログラムを立案し、実際に運営することを通して、教師として必要な自然や野外での学習支援のあり方を体験的に学ぶことを目的とする。 
授業計画 集中講義として実施。前期「野外活動実践」の説明会において、後期「野外教育実践」の日程についても連絡できる予定。第1期(第1-6回)は実地踏査を中心とした内容になる。
第1回:オリエンテーション 指導者の視点から自然体験活動や野外活動の意義を考える
第2回:野外活動プログラムの企画・目標設定 の実際
第3回:設定した目標に基づく具体的なプログラムの立案・開発の実際
第4回:開発した具体的なプログラムの準備・試行の実際
第5回:試行した具体的なプログラムの評価・改善の実際
第2期(第6-14回)は小学生対象に募集した参加者とともに、野外活動プログラム(キャンプ)を実施する。
第6回:指導者としてオリエンテーションの実践
第7回:指導者としてアイスブレイクの実践
第8回:指導者として野外活動(ハンドクラフト、海辺の生物観察等)の実践
第9回:指導者としてキャンプファイアーの実践
第10回:指導者として野外活動における生活指導の実践
第11回:指導者として子供の健康管理の実践
第12回:指導者として野外炊事の実践
第13回:指導者として子供の振り返りの実践
第14回:実施したプログラム(キャンプ)の評価の実践
第3期(第15回)は
第15回:まとめ 指導者の視点から自然体験活動や野外活動の意義を再考する

この授業は,国立江田島青少年交流の家の施設を活用して集中的に行う。
令和6年度は4月中に開催する事前説明会(場所:教育学部L205)に参加することを求めます。
国立江田島青少年交流の家において、(1)1泊2日、(2)2泊3日、(3)1日という、3回で集中的に実施する。

(第1期)
野外活動プログラムの企画・立案・準備アイスブレイクと講義(野外教育実践)をオリエンテーションとし、1泊2日の間、グループワークを4回(1日目午後、夜、2日目午前、午後)において、第2回目に実施するキャンプの企画、立案・準備を進める。

(第2期)
野外活動プログラムの実施江田島市内の小学生対象に募集した参加者(募集にあたっても第1回目で受講者が応募書類等の作成を行う)とともに、キャンプを実施する(金曜夜・土曜午前:ミーティングと準備、午後:参加小学生受付、開会式-活動①-夕食-活動②―小学生就寝―ミーティング、日曜:朝食-活動③-昼食-閉会式、反省会)。

(第3期)
野外活動プログラムの評価と改善案の作成実施したキャンプについて、振り返りを実施し反省会、グループワークを行い、野外活動プログラムの評価と改善案について発表を行い、まとめをする。 
教科書・参考書等 参考図書:日本キャンプ協会テキスト編集委員会編『キャンプインストラクター養成キャンプ専門科目テキスト』日本キャンプ協会。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
集中講義で、また、大学キャンパスを離れての授業実施のため、受講登録期間中に説明会を実施するとともに、第1回目の授業にあたっては、「準備シート」の作成を行い授業に臨む。(第1回目)1泊2日で寝食を共にして活動するため、時間管理、体調管理に努めることが学習の成果を左右する。疑問や質問については、その都度、江田島青少年交流の家専門職員とともに解決を図る。(第2回目)ミーティングや反省会を通じて、授業のポイントを明らかにするとともに、疑問の解決を図る。(第3回目)自他の振り返りをもとに、自己の学習課題を確認し、問題点を克服する。 
履修上の注意
受講条件等
前期に開講している「野外活動実践」(CC114401)を履修済みであること。
この授業は,変則集中講義で行う。
2024年度の開催日や説明会の開催日程についてはyonezawa@hiroshima-u.ac.jpに問い合わせてください。
食事等にかかわる経費(3回分で8,000円程度)が必要。食事は、たとえば、1回目は昼食・夕食・翌日朝食・昼食であるが、バイキング・食べ放題。 
成績評価の基準等 次の2つの観点から総合的に評価する。指導者の視点からの野外活動・体験活動に関する理解度(受講態度含む)(40%)、教職を目指すための自己理解を確認するレポート(60%)。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 国立江田島青少年交流の家での施設ボランティアとしても活躍できる方途あり。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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