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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC111424 科目区分 教職専門科目
授業科目名 初等理科教育法
授業科目名
(フリガナ)
ショトウリカキョウイクホウ
英文授業科目名 Teaching Method of Science for the Elementary School
担当教員名 山崎 敬人
担当教員名
(フリガナ)
ヤマサキ タカヒト
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 火7-8:教L205
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心。一部の内容でディスカッション。
対面式授業を基本とし,状況によってはオンライン授業(Teamsによる同時双方向)を併用。
第1回は,期間割に示されている講義室で実施。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 第一類学生を対象とする。
授業のキーワード SDG_4,小学校理科,理科教育法,理科学習論,理科授業と構想と実践,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本講義はプログラム基礎科目として位置づけられており、小学校理科を担当する教員としての基礎的知識や態度を養うことを目指す。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・小学校における教科指導および教科横断的な学習指導の理論と方法に関する基本的な知識が身に付いている

特別支援教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・基礎免許となる初等教育の意義や教職,教科指導の理論と方法に関する基本的な知識・理解が備わっている。 
授業の目標・概要等 小学校における理科教育の目的・内容・方法・評価・授業構成などについて理論と実践の両面から概説し,小学校理科の授業を構成し実践していくための基礎的知識や能力を育成する。 
授業計画 第1回 講義の概要と目標
 講義の概要と目標について説明し、理科授業の構想と実践に求められる能力を習得するための課題意識を喚起する。
第2回 小学校理科の目標と内容(目標を中心に)
 平成29年改訂学習指導要領における小学校理科の目標の特徴を,初等理科教育の歴史的変遷を踏まえて検討する。
第3回 小学校理科の目標と内容(内容を中心に)
 平成29年改訂の学習指導要領における小学校理科の内容の特徴を,初等理科教育の歴史的変遷を踏まえて検討する。
第4回 小学校理科の目標と内容(H29年改訂版)
 平成29年改訂の学習指導要領における小学校理科の目標と内容の特徴について検討する。
第5回 理科の授業実践の検討
 理科の授業実践に関する資料の分析・考察をもとに、授業の構想と実践のあり方について検討する。
第6回 探究の過程を通した理科の学習活動
 理科における資質能力の育成のあり方を、探究の過程の体験を通した活動をもとに検討する。
第7回 理科の学習論(構成主義学習論を中心に)
 自然事象に関する子どもの見方・考え方の特質を構成主義学習論の視点から解明する。
第8回 理科の学習論(概念変容を中心に)
 理科の学習で目指される科学的な見方・考え方の育成と概念変容の意味や方法などについて考察する。
第9回 理科の学習論3(描画法を手がかりに)
 理科の学習で目指される科学的な概念の育成と概念変容の意味や方法などについて考察する。
第10回 理科の授業構想1(構想の検討)
 理科の学習指導案の事例をもとに、理科の単元構成や授業構想について検討する。レポート課題について説明する。
第11回 理科の学習指導
 理科の授業構成と学習指導,及び科学的な概念に関する学習者の多様な表現の可能性について考察するとともに、比喩的な思考や表現の有用性を踏まえて理科の学習指導のあり方について検討する。
第12回 理科の学習指導と評価/理科授業の構想
 小学校理科の観点別評価、相対評価と絶対評価、評価規準と評価基準などについて概説する。また,指定された単元について学習指導案を作成するとともに、相互評価等をとおして改善する。
第13回 理科の授業構想2(構想の改善)
 提出されたレポート課題を踏まえ、理科の単元構成や授業構想の具体的な改善策について検討する。
第14回 理科授業の構想と実践(実践を中心に)
 指定された単元について構想した学習指導案をもとにマイクロティーチングを実施するとともに、相互評価等を通して改善する。
第15回 講義の総括
 講義全体のまとめ

レポート課題の予定あり。
第16回に期末試験を実施予定。 
教科書・参考書等 『小学校学習指導要領解説-理科編(平成29年告示)』(文部科学省)東洋館出版社
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 講義の概要と目標を理解し、確認する。
第2〜4回 授業内容を確認するとともに、関連の参考図書や文献などを読んだりして、復習を行う。
第5〜6回 視聴して検討した授業について,授業中での意見交換や資料をもとに振り返りを行う。
第7〜12回 授業内容を確認するとともに、関連の参考図書や文献などを読んだりして,復習を行う。
第13回〜第14回 自分が作成した構想や実践の成果と課題を整理する。
第15回 第14回までの授業内容を、配布された資料、参考図書や文献などをもとにを振り返り、要点をまとめるなど、理解を深める。 
履修上の注意
受講条件等
教職専門科目:教科(理科)の指導法
クラス指定がある。 
成績評価の基準等 期末テスト(70%)、課題レポート等の提出物(20%),授業への参加態度(10%) 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
学校現場における授業実践等の実務経験のある教員が,その経験を活かして,理科教育の理論と実践に関する講義を行う。 
メッセージ  
その他 学校現場における教諭の経験がある教員が、その経験を活かして、理科の指導法に関して講義を行う。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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