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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC110713 科目区分 教職専門科目
授業科目名 児童・青年期発達論
授業科目名
(フリガナ)
ジドウ・セイネンキハッタツロン
英文授業科目名 Developmental Psychology of Children and Adolescents
担当教員名 藤木 大介
担当教員名
(フリガナ)
フジキ ダイスケ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月5-8:教L104
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心。
授業形態は大学の方針に従う
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 初等教育教員養成プログラム
授業のキーワード 発達心理学の基礎理論,児童・青年期の身体的変化,認知の発達的変化 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員としての基礎的知識・態度を修得するために開設される第2ステップの専門基礎B-2の授業科目の1つである。この授業では,初等教育と関係する児童期に焦点を当てつつ,前後の時期を含めた幼児・児童・青年期の心身の発達的変化を理解する。「知識・理解2」に関する学習の成果が期待される。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・児童・青年期の子どもの成長と発達および学習に関する基本的理解ができている

特別支援教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・基礎免許となる初等教育の意義や教職,教科指導の理論と方法に関する基本的な知識・理解が備わっている。

心理学プログラム
(知識・理解)
・心の仕組みや働きに関する発展的知識を身につける 
授業の目標・概要等 授業のテーマ及び到達目標
幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程について、基礎的な知識を身につけ、各発達段階における心理的特性を踏まえた学習活動を支える指導の基礎となる考え方を理解する。

授業の概要
2つの内容から構成されている。
第1に,幼児、児童及び生徒の心身の発達の過程及び特徴に関する以下の内容である。1)幼児、児童及び生徒の心身の発達に対する外的及び内的要因の相互作用、発達に関する代表的理論を踏まえ、発達の概念及び教育における発達理解の意義。2)乳幼児期から青年期の各時期における運動発達・言語発達・認知発達・社会性の発達。
第2に,幼児、児童及び生徒の学習,および発達を踏まえた学習指導について基礎的な考え方に関する以下の内容です。1)様々な学習の形態や概念及びその過程を説明する代表的理論の基礎。2)発達の特徴と関連づけた主体的学習を支える動機づけ・集団づくり・学習評価の在り方。3)幼児、児童及び生徒の心身の発達を踏まえ、主体的な学習活動を支える指導の基礎となる考え方。 
授業計画 第1回:導入:幼児、児童及び生徒の心身発達の概観
第2回:発達の基礎理論:ピアジェの発達段階説と構成主義
第3回:大人―子ども関係と子どもの社会化:社会化の諸理論
第4回:大人-子ども関係の捉え直しと再編:道徳の領域
第5回:人格発達1:発達の諸段階と発達課題
第6回:人格発達2:生き方の選択と引きこもり
第7回:子どもの発達における仲間関係の意義
第8回:現代青少年の不適応行動:身体(性),認知,社会性の発達の相互作用
第9回:学習の基礎理論:行動主義心理学と認知心理学
第10回:学習の基礎理論:状況主義による学校批判と教育
第11回:ヴィゴツキーの理論:学習における他者の役割
第12回:学び合いによる教育:主体的・対話的で深い学び
第13回:音韻意識の発達とそれを基盤とした読み書きの学習
第14回:数量概念の発達とそれを基盤とした教育
第15回:学習動機と自己制御


定期試験 
教科書・参考書等 教科書:湯澤正通(編) 2014 教師教育講座 第3巻 子どもの発達と教育 共同出版
参考文献:内田伸子・南博文(編) 講座 生涯発達心理学-3 子ども時代を生きる 幼児
から児童へ 金子書房
落合良行・楠見孝(編) 講座 生涯発達心理学-4 自己への問い直し 青年期 金子書房
市川伸一 学習と教育の心理学 岩波書店 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 対面の場合でも,感染拡大防止の観点から,印刷された資料は配付しないので,各自必要に応じて準備すること。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回-第3回 発達の概要,基本概念の説明で,詳細は第4回以降でも説明される内容なので,第4回以降の学習のチェックに利用するようにしてほしい。
第4回-第14回 それぞれの授業で,疑問・質問を記入する用紙を配るので,そこに記入するとともに,用語に関しては参考書等で各自調べるようにしてほしい。
事前課題や事後課題がある場合は,それぞれの締切までに実施しておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 小テスト(60%)、最後の試験(40%)に基づいて評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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