年度 |
2024年度 |
開講部局 |
文学部 |
講義コード |
BN519201 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
ドイツ文学理論演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ドイツブンガクリロンエンシュウ |
英文授業科目名 |
Seminar on literary theory in German studies |
担当教員名 |
古川 昌文 |
担当教員名 (フリガナ) |
フルカワ マサフミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 水3-4:教員研究室 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
05
:
文学 |
対象学生 |
学部3年生(以上) |
授業のキーワード |
ドイツ文学、文学理論、物語テクスト分析 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 欧米文学語学・言語学プログラム (能力・技能) ・イギリス・アメリカ、ドイツもしくはフランスの文学と語学、または諸言語に関する研究の方法の習得 |
授業の目標・概要等 |
物語テクスト分析の基本的な方法をl理解し、実践できるようにする。また、文学研究の主要な方法論について一通り理解する。 |
授業計画 |
文学作品へのアプローチの方法について、次の二つの視点から扱う。
(1) 物語テクストを構成する諸要素(語り、時間、空間など)の分析方法 (2) 文学批評の方法論(伝記的方法、精神分析学的方法など)
15回の授業のうち、前半は(1)を扱い、後半は(2)を扱う。それぞれにドイツ語、日本語両方のテキストを用いる。テキストは授業開始後にコピー(またはPDFファイル送付)の形で配布する。
1 イントロダクション 2 虚構の物語テクストの特徴 3 語り手について 4 語る行為と語られるもの 5 語りの場 6 物語の時間 7 物語の呈示方法 8 前半のまとめとディスカッション 9 文学理論の役割 10 著者、テクスト、読者、コンテクスト 11 伝記的方法と精神分析学的方法 12 解釈学と受容美学 13 作品内在解釈と構造主義 14 社会学的方法とジェンダー論 15 後半のまとめとディスカッション
学期末にレポートを提出する。 |
教科書・参考書等 |
Stefan Neuhaus, Grundriss der Literaturwissenschaft, 2. Afl. A. Francke Verlag, 2005. Ralf Suda, Franz Kafka: Kurze Prosa/Erzaehlungen 16 Interpretationen. Klett, 2011 M.マルティネス他『物語の森へ』(法政大学出版局) その他、教材や参考図書は授業で紹介する
テキストは必要箇所をコピーして配布する。その他の参考図書については授業で指示する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
テキストの指定個所を必ず読んでくること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
授業への積極的参加とレポートによって総合的に判断する。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |