年度 |
2024年度 |
開講部局 |
文学部 |
講義コード |
BI306002 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
野外考古学実習C |
授業科目名 (フリガナ) |
ヤガイコウコガクジッシュウC |
英文授業科目名 |
Field Practice in Archaeology C |
担当教員名 |
野島 永,上田 直弥,有松 唯 |
担当教員名 (フリガナ) |
ノジマ ヒサシ,ウエダ ナオヤ,アリマツ ユイ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 ターム外(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(外後) 集中 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
野外実習、発掘調査、遺跡観察、遺物同定作業、実務経験。 感染防止のため、一回の参加者を少なくし、できる限り5~10m以上、離れて作業を行う。公用車に多数同乗せず、現地遺跡に参集する。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
09
:
考古学・文化財学 |
対象学生 |
3年次生(考古学分野専攻学生) |
授業のキーワード |
地形図、閉鎖トラバース測量、平板測量、デジタル測量、写真測量,実務経験 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 発展的実習・実験科目 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 地理学・考古学・文化財学プログラム (総合的な力) ・研究活動を通じて、他者と交渉する能力やコミュニケーション能力の習得 |
授業の目標・概要等 |
遺跡(前方後円墳の墳丘など)の地表測量などを計画・実施する。当該遺跡の規模・形状の把握を通して,遺跡形成時期やその構造について理解する。 |
授業計画 |
第1回 野外実習等で培ってきた測量手順と器材の操作技術を確認し、実際に測量の対象とする遺跡を協議する。 第2回 測量対象となる遺跡について実地確認を行う。 第3回 測量対象となる遺跡の規模や形状についてディスカッションを行い、実際の測量計画を立てる。また、測量調査を行う遺跡に関する調査・研究成果をまとめた資料(パンフレット)を作成する。 第4回 実際の測量を行うにあたって、関係諸機関等に事前協議を行う計画を立てる。 第5回 関係諸機関との事前協議を行う。 第6回 測量作業の実施。以下第12回まで同様。 第7回 同上(測量範囲の確認)。 第8回 同上(測量方法・精度の選択)。 第9回 同上(コンタラインの記入)。 第10回 同上(コンタラインの確認)。 第11回 同上(遺構補助記号の記入)。 第12回 同上(遺構補助記号の確認)。 第13回 測量した遺跡の地形図を作製する。 第14回 地形図の浄図および測量成果の協議。 第15回 実習作業の総括・測量作業の活動の紹介とその成果と課題について発表する。
レポートを課す。 |
教科書・参考書等 |
測量を行う遺跡に関する報告書等、授業中に随時紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
測量機材、撮影器材。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
測量調査は合宿形式で実施するので、毎回、調査時および宿舎でミーティングを行う。 |
履修上の注意 受講条件等 |
専門性が高く、考古学分野専攻の学生に限る。野外考古学実習A、Bと併せて履修すること。 |
成績評価の基準等 |
調査活動(80%)、調査レポート(20%)によって評価する。 |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
京都府埋蔵文化財調査研究センターでの埋蔵文化財に関わる発掘調査研究においての実務経験(野島)を活かし、発掘調査を指導する。 |
メッセージ |
当該科目は、考古学の基本的な活動の根幹である。調査の一連の作業は受講者のチーム・ワークによるところが大きい。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |