年度 |
2024年度 |
開講部局 |
文学部 |
講義コード |
BA401002 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
中世哲学史基礎演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
チュウセイテツガクシキソエンシュウ |
英文授業科目名 |
Elementary Seminar in the History of Medieval Philosophy |
担当教員名 |
赤井 清晃 |
担当教員名 (フリガナ) |
アカイ キヨアキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火1-2,木9-10:文A152 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義+演習. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
01
:
哲学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
ラテン語文献,形而上学,論理学. |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 専門科目の中の演習科目のうちの基礎演習として,発展演習を受講するための準備を行なう. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 哲学・思想文化学プログラム (能力・技能) ・哲学・思想文化学に関する資料調査能力の習得 ・哲学・思想文化学に関する研究方法の習得 |
授業の目標・概要等 |
初級ラテン語文法の構文論を学び,中世哲学に関するラテン語文献の講読を通して,原典から学ぶ.アルベルトゥス・マグヌス『命題集註解』,トマス・アクィナス『デ・エンテ』,ボナヴェントゥラ『イティネラリウム・メンティス・イン・デウム』他をテキストにして、西洋中世の形而上学について基礎的な理解を得る. |
授業計画 |
第1回 XLI.接続法・未完了過去,XLII.Gerundium(動名詞),XLIII.Gerundivum(動形容詞) 第2回 問題演習,XLIV.接続法・完了・過去完了,禁止を表わす文,XLV.ギリシア系名詞の変化,XLVI.接続詞と従属文 第3回 問題演習,XLVII.名詞的な目的文・時制の関連,XLVIII.副詞的な目的文,不定代名詞,IL.傾向・結果文 第4回 問題演習,L.間接疑問文,LI.比較文,LII.間接話法(1)独立文(単文) 第5回 問題演習,LIII.理由文,LIV.接続詞としてのquod,LV.条件文 第6回 問題演習,LVI.譲歩文,LVII.時間文,LVIII.関係文 第7回 問題演習,LIX.接続詞としてのcum,LX.接続詞としてのut(uti),LXI.間接話法(2)従属文 第8回 問題演習,LXII.間接話法(3)条件文 第9回 文献講読. 第10回 文献講読. 第11回 文献講読. 第12回 文献講読. 第13回 文献講読. 第14回 文献講読. 第15回 文献講読とまとめ.
文献講読をふまえて,最終回にレポートを課す. |
教科書・参考書等 |
田中利光『ラテン語初歩改訂版』岩波書店,他に文献講読に必要なテクストは配布する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テクスト,および,配布資料. 授業用のWebサイト,掲示板等で連絡する. https://home.hiroshima-u.ac.jp/akyah59/2024_an_med_sc_phil_rep.shtml |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
毎回指定される練習問題,および,テクストの予習・復習をすること. |
履修上の注意 受講条件等 |
哲学史基礎演習(ラテン語)を受講済みであるか,初級ラテン語文法を既に学んでいること. |
成績評価の基準等 |
課題. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
授業で取り扱う問題はごく一部に過ぎないので,授業中に紹介する資料以外にも,自分で図書館・研究室を利用し,授業内容に関連する文献を読むことが重要である. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |