年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部 |
講義コード |
AQH00202 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
南アジアのヒンドゥー教と仏教 |
授業科目名 (フリガナ) |
ミナミアジアノヒンドゥーキョウトブッキョウ |
英文授業科目名 |
Hinduism and Buddhism in South Asia |
担当教員名 |
杉木 恒彦 |
担当教員名 (フリガナ) |
スギキ ツネヒコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月9-10:総K104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義、質疑応答。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
03
:
宗教学 |
対象学生 |
全学部生 |
授業のキーワード |
仏教、密教、ヒンドゥー教、宗教、インド、ネパール、南アジア、性、倫理 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 古代・中世インドとネパールにおける密教の思想・実践・文化と、仏教における性をめぐる倫理思想に関する知識と理解を得る。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる日本語・日本文化及び外国語・外国文化への知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能
国際共創プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる自らの言語・文化及び他の言語・文化への知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、異文化・異領域の人々も理解しやすいように説明できる能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
古代インドにおいて、初期の仏教から大乗仏教が興り、その大乗仏教からおよそ6世紀頃から密教が徐々に展開していった。密教はネパール、チベット、モンゴル、中国、朝鮮半島、日本、さらに東南アジアに広く伝播し、アジアの文化を形成する重要な一要素となった。本講義は、アジアの密教の源流と言える、古代・中世期のインドとネパールの密教に焦点を当て、その思想・実践・文化を学ぶ。また、仏教の諸伝統の中において、密教は性(「性欲」「性行為」「性の喜び」の「性」)の問題に最も多面的に向き合った伝統でもある。それゆえ、仏教における性をめぐる倫理思想についても詳しく見ていく。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス:仏教における心と行為と善悪の規範 第2回 比丘律など仏典における性をめぐる倫理 第3回 人が生まれもつ身体をめぐって:空と倶生 第4回 三密加持、金剛界曼荼羅 第5回 後期密教の曼荼羅 第6回 密教のイニシエーションと瞑想 第7回 後期密教の成就者たち 第8回 まとめ、レポート提出
最終レポートの提出が求められる。
履修人数等に応じてシラバス構成に若干の変更が生じることがある。 |
教科書・参考書等 |
教科書は不要。毎回、資料を配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回~7回 Bb9でレジュメを見て予習し、授業後は復習を行う。 第8回 全体の内容をふりかえる。 |
履修上の注意 受講条件等 |
仏教やインド宗教や宗教に関心があることを受講条件とする。 |
成績評価の基準等 |
平常点(30%)とレポート(70%)で総合評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
授業への積極的な取り組みを期待する。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |