年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部国際共創学科 |
講義コード |
ARS72101 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
Comparative Studies of Societies and Culture Ⅱ(比較社会文化論Ⅱ) |
授業科目名 (フリガナ) |
ヒカクシャカイブンカロン II |
英文授業科目名 |
Comparative Studies of Societies and Cultures II |
担当教員名 |
白川 俊之 |
担当教員名 (フリガナ) |
シラカワ トシユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金5-6:総K109 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用、作業 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
E
:
英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
教育社会学、SSM調査、社会階層、教育達成、学歴社会、進学機会の不平等、収益率、産業化命題、文化と再生産 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 国際共創プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
高等教育の拡大はグローバルな規模で生じている現象であり、日本も例外ではない。大卒者が増えたことで、大学を出ただけではよい仕事が得られないのではないか、という不安が囁かれる一方、大学に進学しないことがもたらす不利も顕在化している。また進学率が上昇すれば、高等教育を受けることについて、「生まれ」による格差はなくなるのだろうか。本講義は、このような問いについて、比較社会学の立場から考えることを目的としている。比較社会文化論Ⅱでは教育機会の不平等がなぜ生じるのかについて、社会学において定説となっている理論的説明を紹介し、データを用いて理論の妥当性を経験的に検証する。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション:格差社会を考える視点 第2回 学歴社会──学歴によって到達階層は異なるのか 第3回 機会の不平等(1)──出身階層によって学歴は異なるのか 第4回 機会の不平等(2)──なぜ大学に進学する人としない人がいるのか 第5回 機会の不平等(3)──その趨勢と課題 第6回 DVDを参考に、出身階層が学歴に与える影響について、理解を深めよう(1) 第7回 DVDを参考に、出身階層が学歴に与える影響について、理解を深めよう(2) 第8回 期末試験 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回
試験 |
教科書・参考書等 |
平沢和司,格差の社会学入門 [第2版]――学歴と階層から考える』北海道大学出版会。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
この授業では、自分なりの考えを書くことを重視しますので、コメントペーパーに授業の感想や質問、キーワードの要約などを、必ず書いてください。 日本語が読める人は、テキストを授業の前もしくは後に読んでおくと、コースの内容の理解の助けになると思います。 |
履修上の注意 受講条件等 |
授業は英語で行いますが、必要な場合は日本語で補助的な説明を行うことがあります。 「比較社会文化論Ⅰ」と「比較社会文化論Ⅱ」は、併せて受講することを推奨します。「比較社会文化論Ⅱ」のみの受講は認められません。 |
成績評価の基準等 |
授業への取り組み(40%)、期末試験(60%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |