年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部国際共創学科 |
講義コード |
ARS12001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
Anthropology of the Contemporary World I (現代世界の人類学 I) |
授業科目名 (フリガナ) |
ゲンダイセカイノジンルイガク I |
英文授業科目名 |
Anthropology of the Contemporary World I |
担当教員名 |
中空 萌 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカゾラ モエ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 金7-8:総K106 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ディスカッション、学生の発表、野外実習 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
E
:
英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
11
:
文化人類学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
文化人類学、自然と文化、災害、生物多様性、人新世、フィールドワーク |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 国際共創プログラム (知識・理解) ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえで必要な知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、異文化・異領域の人々も理解しやすいように説明できる能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもと、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、地球的展望から研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
この授業では、自然と文化の関係についての文化人類学の考え方について学び、それをもとに環境危機の中にある今の世界について新しい視点から理解することを目指します。扱うトピックは、災害、獣害などグローバルでありながら広島の地域社会が直面している課題、また新型コロナウィルス感染症という世界中の人々の日常生活を大きく揺るがした最近の出来事などです。これらについての文化人類学のフィールドワークを取り上げながら、異なる人間同士、そして人間と他の生き物やウィルスの「共生」について、皆さんと考えてみたいと思います。キャンパス内でのフィールドワーク実習を通して、文化人類学のフィールドワークを体験する機会も設けます。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション:地球環境危機の時代の文化人類学 第2回 現代人類学の視点:自然と文化のわけ方を問い直す 第3回 災害と文化1:災害人類学 第4回 災害と文化2:ゲストレクチャー 第5回 キャンパス内でのフィールドワーク
第6回 人新世の人間-動物関係1:動物の権利と文化 第7回 人新世の人間-動物関係2: 生物多様性と文化多様性
第8回 文化人類学からみた新型コロナウィルス感染症 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 |
教科書・参考書等 |
教科書は指定せず、授業のリーディングはMoodle等で共有します。日本語が読める人は、以下の本を事前に読んでおくとコース全体の理解の助けになると思います。 ・中空萌 2019 「自然と知識:環境をどうとらえるか?」『文化人類学の思考法』(松村圭一郎・中川理・石井美保編)pp. 16-27、世界思想社。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
指定文献を毎回の授業の前に読み、ディスカッションのためのコメントおよび疑問点をまとめておくこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
・授業は英語で行いますが、必要な場合は日本語で補助的な説明を行うことがあります。 ・文化人類学についての予備知識がなくても受講できます。 |
成績評価の基準等 |
ディスカッションへの貢献、コメントペーパーの内容、期末レポート(詳しくは初回の授業で説明します) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |