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年度 2024年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASF33001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 社会フィールド研究特論A
授業科目名
(フリガナ)
シャカイフィールドケンキュウトクロンA
英文授業科目名 Special Topics in Social Field Studies A
担当教員名 矢ケ崎 太洋
担当教員名
(フリガナ)
ヤガサキ タイヨウ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 12 : 地理学
対象学生
授業のキーワード 災害リスク,地域防災,災害文化,レジリエンス,復興,災害伝承
SDGs_11:住み続けられるまちづくりを
 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
自然環境と人間社会との関係性を災害地理学の視点で捉え,その背景にある複雑な構造を理解する。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(知識・理解)
・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能
(総合的な力)
・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 
授業の目標・概要等 目標
 災害の背景にある自然災害と人間社会との複雑な関係性を学び,災害リスクを評価し,地域防災へ取り組み,地域社会の復興に貢献でき,災害の記憶を適切に継承できるようになることを目標とする。
概要
 災害は人間社会にとって重大な脅威であり,様々な防災対策を講じたり,災害が発生する度に復興したりしてきた。現代では,地球温暖化やグローバル化によって,人間社会と災害との関係性は変化しつつある。本授業では,「人間社会は災害とどのように付き合えばいいのだろうか?」という問いを設定し,①災害のメカニズムと共生,②地域防災の仕組みと災害文化論,③地域社会のレジリエンスと災害伝承の3つの視点から,人間社会と災害との関係性について学ぶ。 
授業計画 第1回:災害や災害地理学の定義
第2回:災害のメカニズムと共生①:火山災害
第3回:災害のメカニズムと共生②:地震災害
第4回:災害のメカニズムと共生③:津波災害
第5回:災害のメカニズムと共生④:土砂災害
第6回:災害のメカニズムと共生⑤:洪水災害
第7回:災害のメカニズムと共生⑥:大雪災害
第8回:地域における防災政策と文化①:ハザードマップ
第9回:地域における防災政策と文化②:地域防災の仕組み
第10回:地域における防災政策と文化③:災害文化論
第11回:レジリエンス・災害伝承①:被災者の避難・復旧
第12回:レジリエンス・災害伝承②:地域社会の復興
第13回:レジリエンス・災害伝承③:災害で変貌する地域
第14回:レジリエンス・災害伝承④:災害の伝承や防災教育
第15回:まとめ:人間社会は災害とどのように付き合えばいいのか?


セクション後のレポート(3回)+期末レポート 
教科書・参考書等 なし。必要に応じて授業内で紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 授業はパワーポイントを用いた講義形式で実施し,必要に応じてGoogle Formを使う。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
予習
 シラバスに掲載した各回のキーワードを事前に調べておくこと(各回1時間程度)。
復習
授業で扱った内容を復習し,類似する事例を探すこと(各回1時間程度)。
なお,それぞれのセクションでレポートを課す(期末レポート含めて4回×4時間)。
 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 ・取組態度:20%
・レポート課題:80% 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 集中講義は8月5日(月)〜7日(水)の予定です。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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