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年度 2024年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASA44001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 人文社会科学研究
授業科目名
(フリガナ)
ジンブンシャカイカガクケンキュウ
英文授業科目名 Humanities and Social Science Studies
担当教員名 李 芸
担当教員名
(フリガナ)
リー イー
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月5-8:総K101
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用、ディスカッション 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生
授業のキーワード ジェンダー論、先秦史、唐宋史、明清史、近現代史、中華人民共和国史、社会史 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
ジェンダーに焦点を当てて中国の長い歴史を読み解き、中国ジェンダー秩序の全体像を伝える科目である。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる日本語・日本文化及び外国語・外国文化への知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能
・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能 
授業の目標・概要等 ジェンダーの基礎概念と理論を理解する上、中国史におけるジェンダー秩序の全体像を把握し、現代中国の直面するジェンダー問題の原点を見出す。 
授業計画 第1回
ジェンダー論1:男らしさ、女らしさ;女性学、男性学
第2回
ジェンダー論2:教育、労働、育児、家庭、平和
第3回
ジェンダー論3:男女共同参画社会に向かい
第4回
中国史におけるジェンダー秩序
第5回
先秦~隋唐 古典中国―父系社会の形成:ジェンダー構造、社会
第6回
先秦~隋唐 古典中国―父系社会の形成:家族、文学
第7回
宋~明清 伝統中国―ジェンダー規範の強化:生業
第8回
宋~明清 伝統中国―ジェンダー規範の強化:朱子学
第9回
宋~明清 伝統中国―ジェンダー規範の強化:婚姻と貞節
第10回
宋~明清 伝統中国―ジェンダー規範の強化:身分感覚
第11回
近現代中国―変容するジェンダー秩序:民族主義
第12回
近現代中国―変容するジェンダー秩序:近代中国の家族および愛・性をめぐる議論
第13回
近現代中国―変容するジェンダー秩序:女性労働
第14回
近現代中国―変容するジェンダー秩序:中華人民共和国
第15回 
教科書・参考書等 伊藤公雄、樹村みのり、国信潤子『女性学・男性学ージェンダー論入門』第3版、有斐閣、2019年、小浜正子、下倉渉、佐々木愛、高嶋航、江上幸子編『中国ジェンダー史研究入門』京都大学学術出版会、2018年など。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1講 男らしさ、女らしさと女性学、男性学の概念を把握する。
第2講 ジェンダーと教育、労働、育児、家庭、平和の関係を把握する。
第3講 男女共同参画社会の見取り図を把握する。
第4講 中国史におけるジェンダー秩序の全体像を理解する。
第5講 先秦から隋唐にかけてのジェンダー構造と社会を理解する。
第6講 先秦から隋唐にかけての家族を理解する。
第7講 宋から明清にかけてのジェンダーと生業を把握する。
第8講 宋から明清にかけて、朱子学のジェンダーに対する規範力を理解する。
第9講 宋から明清にかけての婚姻と貞節を理解する。
第10講 宋から明清にかけての身分感覚を理解する。
第11講 近現代中国のジェンダーと民族主義を理解する。
第12講 近現代中国の家族および愛・性をめぐる議論を理解する。
第13講 近現代中国の女性労働を理解する。
第14講 中華人民共和国のジェンダー秩序を理解する。
第15講  まとめ 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 取組態度(40%)とレポート(60%)で評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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