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年度 2024年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASA32001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 東アジア地域史演習
授業科目名
(フリガナ)
ヒガシアジアチイキシエンシュウ
英文授業科目名 Seminar in East Asian History
担当教員名 水羽 信男
担当教員名
(フリガナ)
ミズハ ノブオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 火5-8:総A606
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
ディスカッション,学生の発表,教員からの補足プリント有.現在のところ対面を原則としていますが,COVID-19の感染状況によっては,オンライン(同時双方型)の併用,あるいは同時双方向のオンラインのみの場合もあります.講義用資料はmoodleで配付します. 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 13 : 地域研究
対象学生 どなたでも興味のある方は歓迎します.
授業のキーワード アジアの近現代 論理的思考力 討論力 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「東アジア地域史」とセットとなっていますが,この講義を受講することが履修の条件ではありません.この演習では日本を含む「東アジア」という地域,そして「近現代」という時代を総合的に理解するための技法を身につけることを目指しています.それは地域や学問ジャンルを超えた論理的な思考力を養うことに繋がるでしょう. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(知識・理解)
・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能
・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 
授業の目標・概要等 政治的にさまざまな議論がある東アジア情勢ですが,この授業では時事的な問題を理解するための基礎となる思考力をつけることを最大の目的としています.この力は先学の知的営為をより深く学ぶことで得られます.日本語で書かれたアジアの近現代史にかかわる一冊の本を丁寧に読解し,精読の方法を学びましょう.
 
授業計画 第1講  オリエンテーション
第2講  情報収集・活用術入門
第3講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)①
第4講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)②
第5講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)③
第6講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)④
第7講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑤
第8講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑥
第9講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑦
第10講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑧
第11講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑨
第12講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑩
第13講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑪
第14講  テキスト講読(学生による報告とそれに基づく討論)⑫
第 15 講  まとめ

すべての講義を終えたのちに、レポートの提出を求めます.

講義は参加者の報告をもとに,ディスカッションを通じてテキストの内容を深く理解することを目指します.またテキストをより深く理解するために,毎回補足のためのプリントも配布します. 
教科書・参考書等 テキストの候補は2024年9月末までに公刊されたもののなかから,僕が選んできます.受講者の側で主体的に読みたい“この一冊”があれば,最初の時間に提案してください.授業開始時に皆で検討して決めましょう.これまでは,川口隆行『広島 抗いの詩学』や中村元哉『対立と共存の日中関係史』、藤原辰史『歴史の屑拾い』などを読んできました. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第 1 講  「演習」のねらいを理解しましょう.
第 2 講  具体的な例に即しながら,技能の修得に努めましょう.
第3-14講  報告者だけでなく参加者全員がテキストを講読し,正確に読むことをまず心がけましょう.同時に自分なりのコメントをつけることを忘れずに実行してください.また一冊の本を読むわけですから,つねに現在読んでいる部分が全体のなかでどのような位置づけになるのか,考えましょう.
第 15 講  最後には講義で学び考えたことを「書評」としてまとめてみましょう. 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 授業への参加態度(討論や報告)と最後のレポートをもとに総合的に評価します.

 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ たとえば音楽配信サイトから自分の好きな曲を選んで,自分の好みの順番で自由に聞く,ということが簡単にできる時代です.そうした自由が持つ楽しさは,僕も実感しています.が,「アルバム」という作者の「思想」に導かれた作品を,最初から最後まで一つずつ,順を追って鑑賞していくことも,得がたい楽しみだと思います. 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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