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年度 2024年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ANP03001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 物理科学演習I
授業科目名
(フリガナ)
ブツリカガクエンシュウI
英文授業科目名 Seminar in Physical Sciences I
担当教員名 東谷 誠二
担当教員名
(フリガナ)
ヒガシタニ セイジ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 木1-2,金1-2:総K104
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習、学生の発表,ディスカッション

対面授業を基本とするが,状況に応じてTeamsを用いたオンライン授業を行う場合もある. 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 06 : 物理学
対象学生
授業のキーワード 物理学、物理数学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
物理科学を理解するために必要な基礎科目(基礎物理学、熱学、電磁気学、物理化学)の数学的基礎を学ぶ。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(能力・技能)
・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能
・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能 
授業の目標・概要等 物理科学を理解するために必要な基礎科目(基礎物理学、熱学、電磁気学、物理化学)に関連した問題について演習を行い、基礎的概念の理解を深め、応用力を養うことを目的とする。
 
授業計画 第1回 [イントロダクション]
演習を通しての到達目標および実施方法について説明する。
第2回 [行列とベクトル 1.]
行列とベクトルについての基本的な性質を学ぶ。
第3回 [行列とベクトル 2.]
行列式の導入と一次方程式の解法への応用について学ぶ。
第4回 [行列とベクトル 3.]
行列の固有値問題について学ぶ。
第5回 [行列とベクトル 4.]
直交座標変換について学ぶ。   
第6回 [行列とベクトル 5.]
テンソルについて学ぶ。
第7回 [ベクトルの微分 1.]
微分法のベクトル関数やベクトル場への拡張を学ぶ。
第8回 [ベクトルの微分 2.]
勾配、発散について学ぶ。
第9回 [ベクトルの微分 3.]
回転、ラプラス演算子について学ぶ。
第10回 [ベクトルの微分 4.]
ベクトル微分演算子を用いた公式を学ぶ。
第11回 [積分定理 1.]
2変数、3変数についての多重積分について学ぶ。
第12回 [積分定理 2.]
曲面に沿っての積分(線積分)、曲面上の積分(面積分)及び体積積分について学ぶ。

第13回 [積分定理 3.]
グリーンの定理とその利用法を学ぶ。
第14回 [積分定理 4.]
ガウスの定理とその利用法を学ぶ。
第15回 [積分定理 5.]
ストークスの定理とその利用法を学ぶ。

演習問題の解答をレポートとする. 
教科書・参考書等 「物理のための数学」和達三樹著 岩波書店 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 演習問題のプリントを配布する.状況に応じて,遠隔ツール(Teams等)を用いる. 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
本授業科目は演習ですので出席することがまず大事です。授業の流れは、「授業前:新しい概念の理解」→「授業中:自分達で問題を解く」→「授業後:実習を通じて新たに理解した事項の確認、復習」のようになります。分からないことは授業前、授業中、授業後いつでも良いので質問しましょう。

 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 レポート4割、出席6割として評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ とにかく出席して下さい。演習問題の分からないところは、友人、TA、教員、学習相談室の相談員などに助けてもらいましょう。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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