ANN32001 環境科学特論

広島大学シラバス

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年度 2024年度開講部局総合科学部総合科学科

講義コード ANN32001 科目区分専門教育科目

授業科目名環境科学特論

授業科目名
（フリガナ）カンキョウカガクトクロン

英文授業科目名 Special Lecture on Environmental Sciences

担当教員名立花　義裕

担当教員名
(フリガナ) タチバナ　ヨシヒロ

開講キャンパス東広島開設期 3年次生前期集中

曜日・時限・講義室 (集) 集中

授業の方法講義授業の方法
【詳細情報】　

講義中心

単位 2.0 週時間　使用言語 J : 日本語

学習の段階 3 : 中級レベル

学問分野（分野） 25 : 理工学

学問分野（分科） 03 : 自然環境

対象学生

授業のキーワード異常気象がニューノーマルな時代に，四季の国から二季の国へ，地球沸騰化の時代，異常気象研究はオモシロイ

教職専門科目　教科専門科目　

プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
（学部生対象科目のみ）
到達度評価
の評価項目
（学部生対象科目のみ）総合科学プログラム
（知識・理解）
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
（能力・技能）
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能
・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能

授業の目標・概要等巷には未解明な事柄が溢れており，それらを解明するのが大学での研究である．研究者は人生を研究に捧げ，寝食を忘れて日夜研究に没頭している．それはオモシロイからに他ならない．オモシロイ研究対象は無数にあるが，ワタシの専門である異常気象の研究は，第一級にオモシロイ！　それを受講者と分かち合うことが授業の最大の目標．それをネタに，気候危機問題の最大の「問題」である，「無関心なヒト」が大多数である理由を一緒に考える．

授業計画
タイトル「ニューノーマル化する異常気象どうなる地球どうする人類！」
担当教員：立花義裕（三重大学大学院生物資源学研究科）

頻発する異常気象の一因が地球温暖化であり，人類が放置すれば，異常気象が普通の天候，すなわち，異常気象発生がニューノーマルな時代が来る．日本の四季が夏と冬だけに「二季」化する．気候危機は人類の最大の危機．多くの方たちに危機感がなく，未だに無関心なヒトや他人事と捉えているヒトが多数派．特に日本は欧州に比べ無関心派が多数．講義では，1）異常気象や二季化と温暖化の関係を解説し，2）どうして無関心なヒトが多くなってしまったのか？そして，3）どうすればいいのか？を受講生と一緒に考える．

講義の進行は受講生との相互作用で進むので，下記に記した予定通り進むことは無いであろう．予定通り進む時ほどオモシロクナイ講義となる．シラバス通り進まない方がオモシロイ．本来詳細な番組表（シラバス）は不要なのである．テレビはシナリオの無い生放送の方がシナリオのある収録番組よりもオモシロイのと同じ．テレビの番組表も僅か数行だ．

1日目：何故極端な猛暑が世界の中で日本を狙い撃ちするのか？
鍵は北極温暖化増幅と偏西風の蛇行．北極は対岸の火事ではない！　世界で連鎖する異常気象．

2日目：海の異常と異常気象の連鎖
未曾有の高海水温の沸騰化する海が異常気象を増幅．黒潮の大蛇行も異常気象を増幅．異常気象が次の異常気象を呼ぶ！豪雨と猛暑の連鎖．長期化する夏．地球温暖化なのになぜ豪雪が増えている？

3日目：「ニューノーマル化する異常気象どうなる地球どうする人類！」
四季の国から二季の国？へ．Tipping point とは？

この集中講義は，2024年9月25日(水)～27日(金)に行われる予定.

教科書・参考書等教科書に載っていない異常気象の最先端を講義する．従って教科書は存在しない．

授業で使用する
メディア・機器等　

【詳細情報】

授業で取り入れる
学習手法　

予習・復習への
アドバイス予習はドロボウの始まりである．予習などしてしまえば，わくわく感が消え，眠くなり，講義を受ける楽しみが半減する．予習をしてはいけない．講義をオモシロイと感じてもらえれば，受講生が「さらに詳しく知ろう」と感じそれを実行するであろう．それを「復習」と呼ぶ．

履修上の注意
受講条件等

成績評価の基準等受講生がオモシロイと感じた度合いで成績評価する．各受講生に面白さをアピールしていただく．言葉でのアピール，文章でのアピール，表情によるアピール，体を使ったアピール，芸術によるアピールなど，アピールの仕方には個性も相まって様々である．各自のアピール度を受講生同士で相互に評価し合う．

実務経験

実務経験の概要と
それに基づく授業内容

メッセージ講義では，異常気象をネタに，大学研究と大学教育の問題にも触れる．ワタシは「シラバスが大学を滅ぼす一因」と思っている．それについても語る．

その他集中講義日程：2024年9月25日(水)〜27日(金)

すべての授業科目において，授業改善アンケートを実施していますので，回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており，今後の改善につなげていきます。

年度	2024年度	開講部局	総合科学部総合科学科
講義コード	ANN32001	科目区分	専門教育科目
授業科目名	環境科学特論
授業科目名（フリガナ）	カンキョウカガクトクロン
英文授業科目名	Special Lecture on Environmental Sciences
担当教員名	立花　義裕
担当教員名 (フリガナ)	タチバナ　ヨシヒロ
開講キャンパス	東広島	開設期	3年次生前期集中
曜日・時限・講義室	(集) 集中
授業の方法	講義	授業の方法【詳細情報】
講義中心
単位	2.0	週時間		使用言語	J : 日本語
学習の段階	3 : 中級レベル
学問分野（分野）	25 : 理工学
学問分野（分科）	03 : 自然環境
対象学生
授業のキーワード	異常気象がニューノーマルな時代に，四季の国から二季の国へ，地球沸騰化の時代，異常気象研究はオモシロイ
教職専門科目		教科専門科目
プログラムの中でのこの授業科目の位置づけ（学部生対象科目のみ）
到達度評価の評価項目（学部生対象科目のみ）	総合科学プログラム（知識・理解）・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解（能力・技能）・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能
授業の目標・概要等	巷には未解明な事柄が溢れており，それらを解明するのが大学での研究である．研究者は人生を研究に捧げ，寝食を忘れて日夜研究に没頭している．それはオモシロイからに他ならない．オモシロイ研究対象は無数にあるが，ワタシの専門である異常気象の研究は，第一級にオモシロイ！　それを受講者と分かち合うことが授業の最大の目標．それをネタに，気候危機問題の最大の「問題」である，「無関心なヒト」が大多数である理由を一緒に考える．
授業計画	タイトル「ニューノーマル化する異常気象どうなる地球どうする人類！」担当教員：立花義裕（三重大学大学院生物資源学研究科）頻発する異常気象の一因が地球温暖化であり，人類が放置すれば，異常気象が普通の天候，すなわち，異常気象発生がニューノーマルな時代が来る．日本の四季が夏と冬だけに「二季」化する．気候危機は人類の最大の危機．多くの方たちに危機感がなく，未だに無関心なヒトや他人事と捉えているヒトが多数派．特に日本は欧州に比べ無関心派が多数．講義では，1）異常気象や二季化と温暖化の関係を解説し，2）どうして無関心なヒトが多くなってしまったのか？そして，3）どうすればいいのか？を受講生と一緒に考える．講義の進行は受講生との相互作用で進むので，下記に記した予定通り進むことは無いであろう．予定通り進む時ほどオモシロクナイ講義となる．シラバス通り進まない方がオモシロイ．本来詳細な番組表（シラバス）は不要なのである．テレビはシナリオの無い生放送の方がシナリオのある収録番組よりもオモシロイのと同じ．テレビの番組表も僅か数行だ． 1日目：何故極端な猛暑が世界の中で日本を狙い撃ちするのか？鍵は北極温暖化増幅と偏西風の蛇行．北極は対岸の火事ではない！　世界で連鎖する異常気象． 2日目：海の異常と異常気象の連鎖未曾有の高海水温の沸騰化する海が異常気象を増幅．黒潮の大蛇行も異常気象を増幅．異常気象が次の異常気象を呼ぶ！豪雨と猛暑の連鎖．長期化する夏．地球温暖化なのになぜ豪雪が増えている？ 3日目：「ニューノーマル化する異常気象どうなる地球どうする人類！」四季の国から二季の国？へ．Tipping point とは？この集中講義は，2024年9月25日(水)～27日(金)に行われる予定.
教科書・参考書等	教科書に載っていない異常気象の最先端を講義する．従って教科書は存在しない．
授業で使用するメディア・機器等
【詳細情報】
授業で取り入れる学習手法
予習・復習へのアドバイス	予習はドロボウの始まりである．予習などしてしまえば，わくわく感が消え，眠くなり，講義を受ける楽しみが半減する．予習をしてはいけない．講義をオモシロイと感じてもらえれば，受講生が「さらに詳しく知ろう」と感じそれを実行するであろう．それを「復習」と呼ぶ．
履修上の注意受講条件等
成績評価の基準等	受講生がオモシロイと感じた度合いで成績評価する．各受講生に面白さをアピールしていただく．言葉でのアピール，文章でのアピール，表情によるアピール，体を使ったアピール，芸術によるアピールなど，アピールの仕方には個性も相まって様々である．各自のアピール度を受講生同士で相互に評価し合う．
実務経験
実務経験の概要とそれに基づく授業内容
メッセージ	講義では，異常気象をネタに，大学研究と大学教育の問題にも触れる．ワタシは「シラバスが大学を滅ぼす一因」と思っている．それについても語る．
その他	集中講義日程：2024年9月25日(水)〜27日(金)
すべての授業科目において，授業改善アンケートを実施していますので，回答に協力してください。回答に対しては教員からコメントを入力しており，今後の改善につなげていきます。

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