年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANL13001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生命科学実験法B |
授業科目名 (フリガナ) |
セイメイカガクジッケンホウB |
英文授業科目名 |
Practical Methods in Life Sciences B |
担当教員名 |
和崎 淳,久我 ゆかり,中川 直樹,勝山 千恵 |
担当教員名 (フリガナ) |
ワサキ ジュン,クガ ユカリ,ナカガワ ナオキ,カツヤマ チエ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 木5,金5:総B414 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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配布される実習書にもとづいて実験を行う。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
04
:
生命科学 |
対象学生 |
生命科学授業科目群2年次生、他の2年次生は事前の申請が必要 |
授業のキーワード |
菌根, 共生,微生物培養(細菌・真菌),無菌操作,染色,光学顕微鏡,多重検定,植物、環境応答、養分、根圏、酵素、SDG_03、SDG_15 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 生命科学授業科目群等の授業科目で学んだ方法論について、具体的な実験により体験し、その技術を習得する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
第1回〜第7回:菌根を材料とし,微生物学における基本的な実験手法を学ぶことを通じて,環境における微生物の特徴と役割,それらの相互作用について学ぶ。 第8回〜第14回:異なる養分環境で生育した植物を材料として、植物と根圏の生理機構に関わる実験を行い、植物の特徴と生育に必要な養分の役割や吸収のしくみを理解する。 第1回〜第15回:生命科学に関連する基礎的な実験手法およびデータ解析方法を学ぶ。 |
授業計画 |
第1回 菌根を材料とした環境微生物実験1:無菌操作・培地作成(久我、勝山) 第2回 菌根を材料とした環境微生物実験2:菌根のサンプリングと固定(久我、勝山) 第3回 菌根を材料とした環境微生物実験3:根からの細菌・真菌分離・rRNA遺伝子増幅(久我、勝山) 第4回 菌根を材料とした環境微生物実験4:菌根染色・プレパラート作成(久我、勝山) 第5回 菌根を材料とした環境微生物実験5:菌根菌の観察・感染率測定(久我、勝山) 第6回 菌根を材料とした環境微生物実験6:分離微生物の観察・分離率測定(久我、勝山) 第7回 菌根を材料とした環境微生物実験7:Rを用いた多重検定・rRNA遺伝子の電気泳動(久我、勝山) 第8回 植物生理学実験1:貧栄養ストレスによる植物体の変化の観察(和崎、中川) 第9回 植物生理学実験2:生育量の測定、湿式分解、酵素活性の測定(和崎、中川) 第10回 植物生理学実験3:植物に含まれるリンの定量(和崎、中川) 第11回 植物生理学実験4:植物に含まれる窒素の定量(和崎、中川) 第12回 植物生理学実験5:タンパク質の電気泳動(和崎、中川) 第13回 植物生理学実験6:ストレス応答に関連する遺伝子の発現量(和崎、中川) 第14回 植物生理学実験7:結果の解析(和崎、中川) 第15回 まとめ
レポートを提出する。
進捗状況の都合などにより、授業予定を変更する場合がある。教員の指示に従い、実験に取り組むこと。 |
教科書・参考書等 |
実習書を配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) ノート型PCを使用することがあるので、指示があった場合は各自持参すること。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
あらかじめ実験内容を理解してから行うこと。実験には技術が必要であるので、指導事項を忠実に守り、積極的に行うこと。実験中は注意深く、確実に遂行することを基本にすること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
実験内容の説明は生命科学実験法Bの講義で行うので必ず「生命科学実験法B」を履修(単位不要であっても)すること。各実験の直前の「生命科学実験法B」を聴講していない場合は実験を行うことを許可しない。また、原則として無遅刻・無欠席で、期限内にレポートを提出しないと単位を認めない。尚、予め生命科学実験Aも履修しておくこと。 |
成績評価の基準等 |
この科目の成績は、生命科学実験法Bの成績とあわせて評価する。実習能力と態度、討論時の応答、及びレポートで総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
整理整頓ができ、主体的に実験を行い、考察のできる研究者をめざすこと。 薬品、機器の取り扱いを誤ると危険を伴う場合があるので、教員の指導に必ず従い、毎回質問し討論に加わること。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |