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年度 2024年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード AHH37001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 マイノリティ社会文化論演習
授業科目名
(フリガナ)
マイノリティシャカイブンカロンエンシュウ
英文授業科目名 Minority Studies Seminar
担当教員名 辻 輝之
担当教員名
(フリガナ)
ツジ テルユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 木1-4:総K112
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心,ディスカッション,フィールドワーク,プロジェクト,発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 05 : 社会学
対象学生
授業のキーワード 文化、「社会学的想像力」、マイノリティ,権力,階層、差別,偏見,ステレオタイプ,人種,エスニシティ,ジェンダー,セクシュアリティ,健常主義、年齢主義、フィールドワーク、交差性 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる日本語・日本文化及び外国語・外国文化への知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能
(総合的な力)
・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 
授業の目標・概要等 本演習は、「マイノリティ社会文化論」と同様、マイノリティとして生きる、また、生きることを強制された人々について、「関与する学び(Engaged Learning)」の場を提供することを目的とする。本演習では、マイノリティについて自ら発意、体得するという目標に向かってさらに歩を進めるため、学生は、これまで講義やディスカッションを通じて修得した知識を基礎として、フィールドワークのプロジェクトを企画、実施して、その結果をレポートと口頭発表によって共有・還元する。 
授業計画 本演習は、大きく2つのクラスターで構成される。前半は、重要な論文や書籍を読み込み、人種・エスニシティ、ジェンダー、セクシュアリティ、健常者主義(障がい者差別)、年齢主義(差別)などのトピックに関したディスカッションを行いつつ、学生個々がプロジェクトのプロポーザルを作成する。後半は、プロポーザルに沿ってプロジェクトを実施し、その成果を発表する。

#1:コースオリエンテーション

#2~12:リーディングとディスカッション,プロジェクトプロポーザル
大学院生としての読書力・読解力を要請することも目標に各週3本程度を目安として、学術論文(あるいはその抜粋)のリーディングと、それに基づいた発表とディスカッションを行う。同時にリーディングとディスカッションから着想し、学生は各々のプロジェクトプロポーザルを作成する。

#13~15
プロジェクト成果発表
 
教科書・参考書等 教科書は特に指定しない。フィールドワークの技法やその倫理的側面などに関するリーディングについては指示・配布する。プロジェクトに関連する文献については、プロジェクトのプロセスの一環として、学生自らが選定、リーディングリストを作成して進める。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 パワーポイントプレゼンテーション、テキスト、配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)。PCの使用を求める場合には適宜指示する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
有意義なディスカッション、それへの重要な貢献のためには、リーディングが必要不可欠である。がリーディングは、必要な場合、適宜指示・配布する。また、オンラインの動画などの教材からあらかじめ学び、講義・ディスカッションに臨む〈反転授業〉の形式を取り入れる場合も詳細を指示する。 
履修上の注意
受講条件等
※「マイノリティ社会文化論」を履修済みであることが望ましい。

※本演習は、基本的に対面で実施する。ただし、コロナウイルスの感染状況や予期せぬ災害の発生などの場合は、Teams上でのオンラインリアルタイム授業、またBb9を活用したオンデマンド型授業に切り替えて実施する。その場合は、十分猶予を以て通知する。

※ 講義は基本的に日本語で行うが、ディスカッションのためのリーディングや配布資料・映像資料には英語によるものも含めるので、その点でも積極的に取り組む意欲のあることが求められる。 
成績評価の基準等 以下の項目における成果に基づいて評価を行う。
● ディスカッション、他の学生の発表に対するコメント等演習への積極的参加と貢献(10%)● プロジェクトプロポーザル(20%)
● プロジェクトレポート(30%)
● 口頭発表(20%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 演習は、基本的に日本語で行う。リーディングは英語による国際学術雑誌論文やその抜粋が中心となり、受講生の能力に応じて、英語によるディスカッションにチャレンジすることも予定している。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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