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年度 2026年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム
講義コード WMBE6001 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 仏教思想史講義A
授業科目名
(フリガナ)
ブッキョウシソウシコウギA
英文授業科目名 Lecture on the History of Buddhist Philosophy A
担当教員名 大谷 由香
担当教員名
(フリガナ)
オオタニ ユカ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 水7-8:文B201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心 
単位 2.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 01 : 哲学
対象学生
授業のキーワード 東アジア仏教・戒律・注釈・菩薩戒・受戒 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 仏教徒の入門儀礼である「受戒」に注目し、東アジアにおける仏教の変遷について解説する。以下の3点に注目して講義を聴講すること。①日本仏教における「戒律」の解釈史を理解する。②これまで軽視されてきた中国北部や朝鮮半島からの仏教の影響に注意を払いつつ、東アジア仏教の一つの形態としての日本仏教を観察する。③菩薩戒を受けることで出家僧となることができるかどうかという教義上の問題を探求する。 
授業計画 第1回 導入:戒律典籍の漢訳・撰述と受戒法の伝授
第2回 中国における戒律典籍の注釈作成の歴史
第3回 南山宗祖道宣『四分律行事鈔』の誕生とその意義
第4回 【Topic】『占察経』と菩薩戒受戒の流行
第5回 鑑真による日本への正式な受戒法の伝来と葛藤
第6回 最澄による大乗戒の主張と南都律宗からの反論
第7回 【Topic】遼における菩薩戒受戒の流行と日本への波及
第8回 南都律宗の衰退と復興の気運
第9回 興福寺僧貞慶を中心とした律宗復興運動
第10回 俊芿の入宋とその背景
第11回 俊芿の「問い」の中国仏教への波及
第12回 【Topic】怪異と現実:行基の霊告と南都律宗の復興
第13回 俊芿の帰国と南都律宗における新受戒法の採用
第14回 【Topic】日本における比丘尼僧伽の誕生と再生
第15回 総括:「破戒」と日本仏教

本講義の3つの注目点に応じたレポート提出を課す。①日本仏教における「戒律」解釈史、②中国北部・朝鮮半島からの日本仏教への影響、③菩薩戒を受けることで比丘となることを可能とする仏教教義展開、あるいはそのために克服すべき教義上の課題。3つの題材から1つを選択し、根拠となる文献資料を使用して、4000字程度で解説すること。講義最終日に回収する。 
教科書・参考書等 講義ごとにプリントを適宜配布する。参考文献についても講義内で都度紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, 音声教材, 映像資料
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
小テスト/ クイズ形式
予習・復習への
アドバイス
第1回~第15回:講義内容を復習し、全体的な歴史の流れを把握する。また講義内で紹介する参考文献に目を通し、それらを自身の言葉で説明できるように整理しておくとなおよい。また講義そのものに対しても、参考文献に対しても、講義担当者・著者の言い分を信じすぎず、他の文献などにもとづいて批判的に読むように努めると、自身が研究する上での「種」を拾うことができる。また講義内では、絵画や彫刻、建物・遺跡など、現存する仏教に関する遺物を紹介するので、できるだけ現地や博物館へ足を運び、現物を見ること。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 毎回講義終了後に、講義内容理解を問う小テストを行う。小テスト(30%)+レポート(70%)で成績判定を行う。現地見学などへ行った場合、その内容などについて5分間以上のプレゼンテーションを講義担当者に行うたびに5点加点する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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