| 年度 |
2026年度 |
開講部局 |
教養教育 |
| 講義コード |
62360001 |
科目区分 |
領域科目 |
| 授業科目名 |
現代社会と産業 |
授業科目名 (フリガナ) |
ゲンダイシャカイトサンギョウ |
| 英文授業科目名 |
Contemporary industrial society |
| 担当教員名 |
申 在烈 |
担当教員名 (フリガナ) |
シン ゼヨル |
| 開講キャンパス |
双方向 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
| 曜日・時限・講義室 |
(2T) 月5-8:オンライン |
| 授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
オンライン(同時双方向型) |
| 授業は講義と実習を並行します。また、ディスカッションも行います。 |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
| 学習の段階 |
2
:
初級レベル
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| 学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
| 学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
| 対象学生 |
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| 授業のキーワード |
AI、アルゴリズム管理、プラットフォーム労働、労働過程、脱熟練、プレカリアート、デジタル・ディバイド、労使関係、感情労働、LLMs |
| 教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 産業・労働社会学の基礎知識を学習し、AI Revolutionが現代産業社会をどう変化させたのかを理解する。特に2024-2025年に急速に進展したAgentic AI、生成型AIコスト革命、AI規制のグローバル動向など、最新のAI産業変化を反映した内容となっている。 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学 |
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| 学習の成果 | アルゴリズムの発展が現代産業社会に及ぼす影響を的確に理解する。 最新のAI関連Tools(テキスト生成、画像生成、動画制作等)の的確な使い方を学習する。 AIを利用する際に理解しないといけない倫理問題を彻底的に身につける。 産業・職業構造を理解して現代産業社会が抱えている多様な問題(不平等、産業災害等)を認識する。 進路選択に必要な基礎知識を学ぶ。 本授業で皆さんが実際に作ってみる動画の例です( https://youtu.be/OichDVdmsSU )
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| 授業の目標・概要等 |
① 産業社会学・労働社会学の基本概念と分析枠組みを修得する。 ② アルゴリズムの発展が現代産業社会の労働過程・労働市場・労使関係に及ぼす影響を的確に理解する。 ③ AI関連ツール(テキスト生成・画像生成・動画制作等)の使い方を学習するとともに、その社会的含意を批判的に分析する力を養う。 ④ AI利用に伴う倫理的問題を理解し、産業・職業構造の変化が生み出す不平等を認識する。 ⑤ 進路選択に必要な基礎知識を学ぶ。 |
| 授業計画 |
第1回 オリエンテーション:産業社会学とは何か 技術と社会の相互作用/「アルゴリズム」の概念理解/授業の全体構成と評価方法の説明 第2回 近代社会と技術の誕生 ルネサンスから科学革命へ/知識体系の変化と産業の前兆 第3回 労働過程論(1):テイラーリズムと科学的管理法 テイラーの原理と労働の脱熟練化(deskilling)/ブレイヴァマン問題 第4回 労働過程論(2):フォーディズムからポストフォーディズムへ フォード・システム、JIT、トヨタ生産方式/柔軟的専門化 第5回 産業関係と労使関係の変容 日本型労使関係の特徴と変化/企業別組合・春闘の現在 第6回 AI Revolutionと産業4.0 デジタル変換(DX)とIndustry 4.0/Agentic AIの台頭と産業生態系の変化 [実習] 複数LLM(GPT・Claude・Gemini)でビジネス企画書を作成・比較 【社会学的問い】異なるLLMが生成する企画書の差異は、各プラットフォーム企業のどのような設計思想を反映しているか? AIツールが代替しうる知的労働とは何か? ブレイヴァマンの脱熟練論で説明可能か? 注意:AIはすべて無料版を利用します。
第7回 プラットフォーム労働とアルゴリズム管理 Uber Eats等の配達プラットフォームにおける労働統制構造/アルゴリズム的管理 vs 官僚制的管理 【社会学的問い】アルゴリズムによる管理は、テイラーの「科学的管理法」とどう異なり、どう類似しているか? 「自由な働き方」という言説と実態の乖離をどう分析するか? 第8回 テレワークと労働の空間的再編 コロナ禍以降の働き方の変化/場所に縛られない労働の可能性と限界 第9回 AIと映像コミュニケーション 視覚メディア産業の変化と生成型ビデオ(Sora・Veo・Kling)の最前線 [実習] AI映像制作ツールで1分間の産業紹介動画を制作 【社会学的問い】AI動画生成技術は、映像制作産業の労働過程をどう変えるか? 「誰でもクリエイター」時代における専門職の地位変動をどう理解するか? 注意:Sora・Veo・Kling以外のAIツールも利用可能 第10回 国際分業とロジスティクス グローバル・サプライチェーンの構造/物流のデジタル化と労働条件 第11回 労働市場の再編とデジタル格差 二重労働市場論の現代的展開/AIによる雇用の二極化とプレカリアート [実習] AI基盤の職務マッチング体験 ── 自分の将来職業をAIで分析 【社会学的問い】AIによる職業マッチングのアルゴリズムは、既存の社会的不平等(学歴・性別・地域)を再生産する可能性があるか? 誰のためのマッチングか?
注意:AIに氏名・連絡先・学生番号・健康情報・家庭事情などの機微情報の入力は禁止
第12回 AI倫理・産業安全・アルゴリズムバイアス AI規制のグローバル動向(EU AI Act等)/差別と包摂の社会学的視点 【社会学的問い】アルゴリズムの「公平性」とは何か? 技術的解決と社会的解決はどのような関係にあるか?
第13回 労働政策と法的争点 プラットフォーム労働者の法的地位(労働者性問題)/AI時代の労働法・社会保障の課題 第14回 AIとキャリアデザイン AI時代の職業構造変動と個人のキャリア戦略 [実習] AIで自己分析・キャリアロードマップ作成 ── 強みをAIで分析し将来設計に活かす 【社会学的問い】AIによる「自己分析」は、個人の能力を客観的に測定しているか、それとも特定の労働市場の価値基準を内面化させる装置か? 「適職」は誰が決めるのか? 注意:AIに氏名・連絡先・学生番号・健康情報・家庭事情などの機微情報の入力は禁止
第15回 まとめ:これまでの産業社会・これからの産業社会 全体の振り返り/AI時代における産業社会学の課題と展望 |
| 教科書・参考書等 |
教科書はありません。テキストとして資料を配布する予定です |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, 映像資料, Microsoft Forms, moodle |
| 【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, 小テスト/ クイズ形式 |
予習・復習への アドバイス |
理解できないこと、もう少し具体的に知りたいことがあれば、いつでも担当教員に聞いてください。対面でもいいし、メールで聞いても構いません。 第1回~14回:毎回、予習と復習が必要となる。特に、学習効率を高めるためには復習が必修です。 第15回:1回から14回までの講義資料をもう一回熟読してください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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| 成績評価の基準等 |
1. 期末レポート(50%) 課題: 興味のある業界を一つ選び、その業界におけるAI導入の現状について、AIツールを使って調べて分析し、レポートとしてまとめてください。 必須要件:(a) 使用したAIツールの種類、(b) どの段階でどのように使用したか、(c) AI出力をどのように修正・加工したか、(d) 当該産業の労働過程にAIがどのような影響を与えているかについての社会学的考察。 2. AI実習課題(30%) テキスト生成・動画制作・職務分析・自己分析等の実習成果物の提出(計4回+中間課題1回)。 重要:各実習課題には「社会学的問い」への応答(200字以上)を必ず含めること。成果物の技術的完成度だけでなく、社会学的分析の質を評価する。 3. リアクションペーパー(20%) 毎回提出 各回300字以上。 ⚠ 注意:本授業は100%オンラインのため、出席チェック(ログイン記録および課題提出)を厳格に行う。6回以上未参加の場合、自動的に単位取得不可とする。 |
| 実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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| メッセージ |
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| その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |