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年度 2026年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L2019006 科目区分 専門教育科目
授業科目名 水産社会経済学
授業科目名
(フリガナ)
スイサンシャカイケイザイガク
英文授業科目名 Fisheries Socioeconomics
担当教員名 鳥居 享司,冨山 毅
担当教員名
(フリガナ)
トリイ タカシ,トミヤマ タケシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心、板書多用

本講義は鹿児島大学の鳥居享司先生がご担当くださいます。
受講に関する不明な点は世話教員まで連絡してください。 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生
授業のキーワード 漁業法、漁協、水産資源、持続的利用、流通、量販店、漁獲漁業、養殖業、水産政策、漁村、SDGs 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
この科目は、水産物の生産から消費に至る過程を俯瞰しながら、水産業をとりまく社会経済的な課題を考えます。水産業の構造改革をめぐる議論は盛んですが、変わりゆく消費の現状を踏まえ、資源の持続的利用と環境保全を踏まえたものになっているかどうか検討する必要があります。受講生には水産業がもつ社会経済的な特性についての理解を深めてくれることを期待します。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
水圏統合科学プログラム
(知識・理解)
・水産資源の管理,増殖,利用,および水産業の経済動向について理解する。 
授業の目標・概要等 この科目では、日本の水産業にかかる基礎的知識を習得するとともに、生産から流通・消費に至るフードシステムに存在する問題とその解決方法について、実態に即しながら考えます。 
授業計画 第1回  日本の水産業の概要
戦後から現在に至る、日本の水産業の概要について解説する。沿岸・沖合・遠洋漁業の展開過程について、漁業を取り巻く社会環境の変化も交えて解説する。

第2回  漁業法と漁業操業
漁業操業などを秩序化する漁業法について解説する。沿岸のあらゆる漁業操業が、漁業法に規定されながら行われていることを学ぶ。

第3回  漁協の役割と課題
沿岸漁業経営を支える漁業協同組合とはどのような組織なのか。組合員制度や組織、薬理と課題について解説する。

第4回  漁協を中心にした流通改革の取り組み
近年、水産物の鮮度保持技術は急速に発展している。新しい技術を取り入れながら、流通・販路の見直しを行い、漁業経営の向上を実現した事例を紹介する。漁業経営振興に対する漁協の役割について考える。

第5回  情報とIT技術を活用した資源管理の高度化
水産業界においてもIT技術などを活用したスマート化の取り組みが本格化している。情報やITを活用しながら資源管理の高度化と漁業経営振興に挑戦する事例を通じて、これからの資源管理や漁業経営の在り方について考える。

第6回  海洋観光事業への取り組みと漁場利用調整問題
海に関わる様々な経済活動(海業)を漁業サイドが取り入れながら、経済振興を目指そうとする施策が各地でみられる。しかし、漁場利用をめぐって様々な調整問題を生み出す可能性がある。漁業と他産業の調和的な海域利用にむけた条件や課題について考える。

第7回  大手水産資本の誘致による地域活性化
2000年代以降、魚類養殖を目的とした大手水産資本を誘致する動きが西日本地域で活発化した。その狙いと成果、課題について解説するとともに、資本誘致による地域振興問題について考える。

第8回  世界における漁場・資源管理事情
漁業・養殖は日本はもとより世界各国で盛んに行われている。そこではどのように資源管理や漁場管理が行われているのだろうか。日本の資源管理の高度化にむけたヒントは隠されていないのだろうか。


期末レポート 
教科書・参考書等 使用教科書:水産白書(水産庁HP) 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, 映像資料, moodle
【詳細情報】 対面授業を前提にしていますが、オンラインになった場合には、使用するメディア・機器等に変更がある場合があります。 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション
予習・復習への
アドバイス
【予習】授業を理解するにあたり、水産業に関する基本的知見が必要となります。受講前までに水産白書を一読してください。
【復習】ディスカッションを入れる回では、話あったことをまとめたり、論点を整理しておいてください。 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 期末レポートで判断し、授業への参加姿勢を加味する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 〇身近にあるスーパーとかの魚介類の販売現場、外食チェーンや居酒屋で、どの産地の魚介類がどのように提供されているかを観察してみましょう。また、近くの海にいく機会をみつけて、沿岸域がどのように利用されているかに関心を寄せてください。
〇授業の内容は、SDGsの目標12と目標14に深くかかわっています。これを機会にSDGsについての理解を深めるとよいでしょう。
授業の進捗状況、受講生の皆さんの理解や興味関心によっては、授業内容を一部変更することがあります。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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