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年度 2026年度 開講部局 法学部法学科昼間コース
講義コード F2006245 科目区分 専門教育科目
授業科目名 法制史
授業科目名
(フリガナ)
ホウセイシ
英文授業科目名 Legal History
担当教員名 吉村 朋代
担当教員名
(フリガナ)
ヨシムラ トモヨ
開講キャンパス 東千田 開設期 2年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 水9-10:東千田M304講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(オンデマンド型)
講義中心(反転講義形式) 
単位 2.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 2年以上
授業のキーワード ローマ法、慣習法、大学、スコラ学、法典編纂、法の継受、法意識、日本民法典  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
公共政策プログラムでは「知識・理解2」、ビジネス法務プログラムでは「知識・理解」4に関する学習の成果が期待される。法学の基幹をなす民法典を中心に、法制度の体系的理解に不可欠な基本的知識を確認し、現代の国内、国際社会の成立基盤についての歴史的、思想的淵源に関する基本的理解を修得することをそれぞれのプログラムにおいて求められている。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
ビジネス法務プログラム
(知識・理解)
・現代の国内,国際社会の成立基盤についての歴史的,思想的淵源に関する基本的知識・理解

公共政策プログラム
(知識・理解)
・現代の国内,国際社会の成立基盤についての歴史的,思想的淵源に関する基本的知識・理解

法曹養成プログラム
(知識・理解)
・現代の国内,国際社会の成立基盤についての歴史的,思想的淵源に関する基本的知識・理解

法政総合プログラム
(知識・理解)
・現代の国内,国際社会の成立基盤についての歴史的,思想的淵源に関する基本的知識・理解 
授業の目標・概要等  6世紀ローマ皇帝ユスティニアヌスによって集成された『ローマ法大全』は、西ヨーロッパで12世紀以後に再発見され、ヨーロッパ法思想・政治思想に議論の基礎を与えることになった。本講義は、ヨーロッパ法文化発展の各段階において、ローマ法の果たした役割を理解し、法律学を本質的に捉え直すことを目的とする。それは即ち、明治以後、ヨーロッパ法の強力な影響のもとに形成された日本法の淵源を辿ることでもある。法史を学ぶことで、現行法の概念や枠組みを相対化し、多様かつグローバルな新たな社会に対応可能な新たな法制度を思考するための基礎的知識と素養を獲得する。 
授業計画 第1回  はじめに  日本民法典と西欧法伝統  --法史を学ぶ意義と大陸法概観
第2回 ヨーロッパの形成、〈ゲルマン〉慣習法の世界 --中世の法状況と裁判
第3回 12世紀ルネサンス、都市と市民意識の成立
第4回 大学法学部誕生
第5回 註釈学派~スコラ学的思考とは
第6回 註釈学派~中世ローマ法学
第7回 カノン法の世界
第8回 註解学派~Ius Communeへ
第9回 人文主義法学(ユマニスム)の衝撃、法学の革新
第10回 フランスとドイツの異なる受容過程
第11回 自然法および国際法~「戦争と平和の法」
第12回 法典編纂運動と啓蒙主義~プロイセン一般ラント法典
第13回 国民国家の成立、フランス民法典の衝撃
第14回 ドイツ歴史法学派
第15回 パンデクテン法学とドイツ民法典、日本法再考

毎回コメントペーパー、中間に確認テストや小レポート、最後にまとめレポートまたは試験の予定。 
教科書・参考書等 教科書:
ピーター・スタイン『ローマ法とヨーロッパ』ミネルヴァ書房・2003年
参考書:
小川浩三・松本尚子・宮坂渉編『キーコンセプト法学史ーローマ法・学識法から西洋法制史を拓く』ミネルヴァ書房・2024年
U.ファルク、M.ルミナティ、M.シュメーケル/小川浩三、福田誠治、松本尚子監訳『ヨーロッパ史の中の裁判事例』ミネルヴァ書房・2014年
勝田有恒・山内進・森征一編『概説西洋法制史』ミネルヴァ書房・2004年
山内進・屋敷二郎編『よくわかる西洋法制史』ミネルヴァ書房・2025年
宮坂渉他『史料からみる西洋法史』法律文化社・2024年
木庭顕『新版ローマ法案内』勁草書房・2017年
J.ベイカー・葛西康徳編『コモン・ロー入門 』東京大学出版会・2025年

その他、講義中に提示・紹介する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, 音声教材, 映像資料, Microsoft Teams, Microsoft Stream, Microsoft Forms, moodle
【詳細情報】 moodleを通して、講義、講義資料等の提示・配布する。
コメントペーパー、レポート等の提出、確認テストの実施、フィードバックなどもmoodleを通して行う。
講義は、パワーポイントを用い、必要に応じて、ビデオなどの機器も使用する。
 
授業で取り入れる
学習手法
小テスト/ クイズ形式, 反転授業, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
事前にmoodleに配信する「講義」や各種資料で学修してくることを前提に、対面講義が実施されます。予習・復習のリアクションは、moodleのコメントペーパーで提出することで加点されます。
毎回、提出されたコメントペーパーの疑問・質問に応答するかたちで、講義が進められます。
指定教科書は、特に事後学習に効果的です。

第1回  はじめに  日本民法典と西欧法伝統
 講義のアウトラインを掴むため、星野英一『民法のすすめ』岩波新書(p.202~p.206)、五十嵐清『法学入門』悠々社(p.184~p.212)を通読。
第2回  〈ゲルマン〉慣習法の世界
 増田四郎『都市』ちくま学芸文庫、『ヨーロッパとは何か』岩波新書などを読む。
第3回 ~第7回 中世ローマ法学
 指定教科書「第2章 ユスティニアヌス法典の復活」を読んで理解を深める。
第8回 註解学派
 指定教科書「第3章 ローマ法と国民国家」1節を中心に読み、理解を深める。
第9回~第11回 近代自然法論と国民国家
 指定教科書「第3章 ローマ法と国民国家」2節~を中心に読み、理解を深める。
第12回~第15回 ローマ法と法典編纂
 指定教科書「第4章 ローマ法と法典編纂」を読んで理解を深めておく。

★その他、moodleで適宜、予習・復習のための文献や資料、動画など提示する。 
履修上の注意
受講条件等
moodle を必ずチェックすること。 
成績評価の基準等 まとめレポート40%程度、確認テストおよび小レポート等30%程度、コメントペーパー30%程度により、総合点で評価する。詳細については、講義中にあらためて指示する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ Omnes viae Romam dunct ! すべての道はローマに通ず!法律学もまた然り。
法とはなにか、法律学とはどのような学問なのかを問い直す。その過程で、みなさんの無意識のデフォルトも問い直すことになるでしょう。
法学を学んでいることが誇らしくなる、「本格的」法学再入門。
 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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